この投稿は
「ハードディスクの容量が少ないがために、メディア作成ツールを使ってUSBフラッシュ経由しようとしたら
USBフラッシュを挿しているのに USBフラッシュドライブが見つかりません と怒られてしょぼくれ三昧なあなた」
を対象としています。
メディア作成ツールとUSBフラッシュを使って、
最低限の内蔵ストレージ空き容量でWindowsをアップデートさせます。
必要な物は下記の通りです。
- USBフラッシュメモリ(容量4GB以上)
- USBフラッシュメモリ(容量10GB以上)
- Cドライブに4GB以上の空き容量
- isoファイルを展開できるツール(今回は7-Zipを利用)
インターネットにつながる環境も用意をお願いします。
※実行する場合は自己責任でお願いします。
データ等すべてバックアップを作ったうえで行いましょう。
パソコン起動しなくなるかもなので、復元ポイントの作成とリカバリメディアの準備も忘れずに。
はじめに:低スペックPCはアップデートも大変
私が使っているのはHPのStream11という低スペックPC。
ハードディスクの容量が常時5GBを切っている状態です。
で、Windows10の大型更新の際には
「空き容量が足りません」
と言われてしまい、そのままでは更新できません。
仕方なく「メディア作成ツール」をダウンロードして、
USBフラッシュやDVDなど、更新用のメディアを作成して対応することになります。
で、HPのStream11にはDVDドライブがついておらず
USBで対応するしかないのですが、
メディア作成ツールがUSBフラッシュを認識してくれません。
そんな時の対応方法をまとめました。
※個人的に、低スペックPCは大型アップデートしないほうが良いと考えます。
私自身、ブルースクリーンになってOSが起動しなくなったり、
ドライバがうまくインストールされず、手作業でドライバを探してきたり、いろいろ大変な思いをしました。
パソコンへの愛とガッツが煮汁のようにあふれだすレベルの人ならまだしも、
それ以外の人には得られるメリットよりも手間のほうが大きいです。
※セキュリティアップデートは忘れずに適用させましょう。
メディア作成の流れ
USBフラッシュ(容量4GB以上)をつかってアップデート用のメディアを作成する
手順を説明します。
まず、
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
から、「ツールを今すぐダウンロード」をクリックし、「メディア作成ツール」をダウンロードします。
ダウンロード完了しました。「MediaCreationTool.exe」というファイルです。
拡張子「.exe」が表示されてない人は拡張子を表示させておきましょう。見えたほうが便利なので。
下記ページを参考にしてください。
Windows10 拡張子を表示する方法。 “.(ドット)”以降が重要
MediaCreationTool.exeをダブルクリックして実行します。
「他のPCようにインストール メディアを作る」をクリック。
ハードディスクに余裕があれば、上の選択肢を選ぶのですが。。。。グスン(;ω;
アップデートさせたいPCの設定を選択します。
アーキテクチャの欄は、「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外すと32ビット/64ビットから選択できるようになります。
こんな画面がでます。前の画面での設定が間違っていないことを確認して、OKを押して先に進みます。
使用するメディアとして「USBフラッシュドライブ」を選びます・・・ が!!!
「USBフラッシュドライブがみつかりません」
と怒られてしまうのです。
フラッシュはPCにちゃんと挿してるし、下記画像の通りちゃんと認識もしてくれています。
それなのに「メディア作成ツール」はフラッシュドライブがみつかりません、なんて言ってくるのです。。。
何度試してもUSBを認識してくれないので、
一つ前の画面に戻って「ISOファイル」を選びます。不本意ですが、しょうがありません。
「Windows.iso」を任意の場所にダウンロードします。
ダウンロード待ちです。結構時間かかります。
ダウンロード完了すると、下記画面になります。
上側の、ダウンロードしたパスの方をクリックしましょう。ダウンロード先のフォルダが開きます。
ダウンロードした「Windows.iso」ファイルのプロパティです。3.3GB。
isoファイルを展開するためのツールを準備しましょう。
今回は7Zipを使います。
isoファイルを7-Zipに関連づけましょう。
ダウンロードや設定は下記URLも参考にしてください。
7-Zipの圧縮ファイルをダブルクリックで展開・解凍しよう(Windows10)
7-Zipのセットアップは簡単です。
インストールが終わったら、7-Zip File Managerを実行します
(右クリックして、管理者として実行、から立ち上げると、全ユーザに対して設定できます)。
7-Zipが立ち上がったら「オプション」を選択
isoの行の”+” の列を何度かクリックして、isoを関連付けます
下画像のように、すべての拡張子を7-Zipに関連付けても良いでしょう。
7-Zipの設定は以上です。
Windows.isoのフォルダに戻ります。以下画像のように、ファイルアイコンが7-Zipのアイコンになっていることを確認してください。
ダブルクリックするとisoファイルの中身を見ることができます。
USBフラッシュにドラッグ&ドロップでコピーします。
※USBフラッシュのトップフォルダにファイルを置きましょう。
コピーは結構時間かかります。3GB超えですからね。
コピー完了で準備終了です。
アップデートしたいPCにUSBフラッシュを差し込んで、
中のsetup.exeを実行しましょう。
もしUSBを刺した瞬間にアップデートが自動実行される場合はそれに従ってください。
アップデートをすすめるうえで、Cドライブに4GB以上の空きがあることと、
10GB以上の空きがあるUSBフラッシュなどのメディアが要求されます(SDカードなどでもOK)。
アップデートウィザードの指示にしたがって更新作業をススメましょう。
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[編集後記]
今週は
23時頃から朝の2時まで寝て、そこから1度起ききて、
しばらくして寝直す、、、という状況が続いています。
辛いっす。
[一日一新]
足立区美術館グッズ(ありがとうございます!!
=====
おわり