体組織計というやつに乗ってきました(場所はコチラで)。
体重はもとより、体の各部位の筋肉量、脂肪量などを測定することができます。
膝の痛みに悩んでいるランナーの一人として、
筋肉バランスの測定結果から、楽に走るための対策を考えます。
筋肉つけると体重重くなって脚に負担かかりそうですが、
それでもあえて上半身を鍛えてみようかと。
体の構成
どういう仕組で計測しているのかはわかりませんが、
金属の棒を持ちながら体重計っぽいマシンに乗ると下記の結果が出てきます。
水分やタンパク質、体脂肪などが丸はだかです。
筋肉バランス。理想はそれぞれのパーセンテージの差が1%以内に収まること。
脂肪バランス。体幹部分が15.8%と、やや多め。
体脂肪とBMI。BMIは体重÷(身長×身長)ですね。
考察
・上半身と下半身の差が大きすぎる
・体幹部分の脂肪率が高い
→上半身(特に背中)を鍛える必要あり。
まず、筋肉バランスについて。
左右差はほとんどなかったのですが、下半身(約110%)に対して
上半身の割合が低い(約95%)ところが問題です。
上述したとおり、各部分の数字の差が1%以内に収まるのが理想とのこと。
また、脂肪バランスを見ると胴体が15.8%となっており、ほかと比べて脂マシマシ状態。
脂肪が付いているということは、その部分の筋肉に持久力がないということ
(脂肪を燃やして動き続ける能力が低い)気がしています。
マラソン走っていても中盤から急に失速するのは、体幹部の筋持久力がないためでしょう。
対策と見込める効果
上半身(特に背中)を鍛えるために、懸垂を毎日少しずつやります。
上半身に筋肉が付けば、それだけ上半身が重くなります。
ということは、体の重心が脚の方から腰の方へと上がることに。
その結果、
”重心を高くして前傾して(前に倒れそうになって自然に脚が前に出るようなイメージで)走る”
というボクが目指しているフォームに近づく効果が見込めます。
重心が低いと、地面を蹴って一度重心を上げてから前に進む、という走り方になりふくらはぎを消耗してしまいます。
ふくらはぎなどの小さな筋肉よりも、太ももや腰回りの大きな筋肉を使うほうが疲れにくいし大きな力が出せるというのが
通説ですので、この意味でもやはり上半身鍛えなければなりません。
ということで、
自転車漕いでいても走っていても意外に上半身を使うということは自覚しているし、
スポーツ選手は大体逆三角形の体してるし、
逆三角形だとスーツも似合う気がするしで、
毎日すこしずつ懸垂することにしました。
意外な気付き
家にある体重計(両足測定タイプ)ではかると、体脂肪率がだいたい9%~11%なのですが今回の結果は15%。
約5%も違います。
これは測定器の精度の違いというよりも、測定方法の違いに依る部分が大きいのだろうな、と。
全身の体脂肪率を測りたいなら、両足測定タイプではなく、
電極を手に持って乗る、両手両足測定タイプの体重計が必要だなぁ、、と実感しました。
↓両手両足測定タイプはこんな感じのヤツ
1,2%ならまだしも、5%も違うだなんて、、
まとめ
体の部位ごとの筋肉量を測ったところ、上半身に対して下半身の筋肉量が少ないことがわかった。
→重心が下がってしまうので、ふくらはぎ使った、極端にいえばジャンプするような走り方になってしまう。
→上半身を鍛えて重心を上に持っていくことで、前傾して脚が自然に前に出る、という重力を利用した走り方を身に着けたい
・両足測定タイプと両手両足測定タイプで体脂肪率の測定結果が全然違ってショック
※重心とか走り方については人それぞれの考え方があるのでおいとくにしても、
自分の体がどうなっているのかを数値化してみるのは楽しいと思います。
バスケやサッカーをやっている人などは、左右で筋肉量の差が大きいこともあるようで。
左右差があると、片手だけにダンベル持って運動しているようなイメージになっちゃうので
やはり全身でバランスよくしたいですね。
一度各部位ごとの成分をはかってみてはいかがでしょうか。
=====
編集後記
合気道で首をやりました。寝違えたような痛みが走り、、満身創痍です。。
=====
11月の走行距離
14.6km(目標:200km)