当たり前の言葉の意味を考えてみるとよい。
ボクの仕事はプログラマー!
業務では組込み機器のプログラミングなどを行っています。
いわゆる設計・開発業務です。
で、「設計」という言葉は普段からよく使うのですが
「設計ってなに?」と単純な問いを立てられた際に
上手く答えることができませんでした。
いつもつかっている、当たり前の言葉だのに、です。
分かっているつもりで分かっていないということがバレちゃいます。
本当の「設計力」を備えていますか? の記事を読んで
「設計」ってなに?と思ったきっかけは下記の記事を読んだから。
エンジニアの皆さんには是非読んでいただきたい、秀逸な内容です。
本当の「設計力」を備えていますか?---デンソーで鍛えられた設計の極意
こちらの記事では「設計力」についていくつかの要素で分類し、体系立てて説明されています。
WEB系エンジニア業界では
「フルスタックエンジニア(データベースもアプリもネットワークも、なんでもかんでも対応できるエンジニア)」
であることの重要性が叫ばれますが、
組込み系エンジニアについても、ただプログラミングができるというのではなく、
ハードウェアから、ドライバ、ミドル、アプリまで。
さらには営業力、製造に関する知識など、「ものづくり」の一連の流れを把握しておくことが重要です。
分業化が進んで専門性を深めるのは良い事なのですが、
「専門性をどのように活かすか」についても思慮すべきで、
そのためには他の技術分野や他部門の業務に関する興味・関心が不可欠。
改めて「設計」とは何か
ここで改めて「設計」とは何かを考えると
・顧客の要求・意図をくみ取ること
・必要な機能・コストを導出できること
・システムを実現するための詳細手順を明らかにできること
(製造装置なども含めて。製造工程全体で)
・なぜ品質が保証できるのか技術的に根拠できること
などなど、今までなんとなく使っていた「設計」という言葉よりも幅広いものになります。
これからは「設計業務を担当しています」という言葉を発する際には
「設計図をひきます」というような狭い意味のみで終わらせず、
上述したような幅広い意味を込めていこうと思ったしだい。
普段使っている言葉の意味を定義してみてはいかがでしょうか。
=====
編集後記
鮎漁にいってきました。
網を投げて、川を歩いて、網を投げて、、、
一日一新
鮎漁