今日は台風6号の影響でものすごい風&大雨でしたね!
稀に見る天気の荒れっぷりだったので、
「これは悪天候時のトライアスロンレースの練習になる」と思い、
暴風雨の中を自転車(ママチャリ)で7㎞ほど駆け抜けてきました。
雨で体を打たれながら、逆風や、たまに来る横からの突風に負けずにいかに推進力を保つかが力の見せ所です。
先日参加したバイク合宿の練習成果を発揮することができました^^
逆境をどのようにとらえるか
ということで、冒頭からアホなことを書きました。
が、これは実はなかなか真理をついたことではないかと考えています。
普通、暴風雨だったら「うわぁ、雨にぬれちゃうわぁ。。。」とげんなりすること請け合いなのですが、
「トライアスロンのレース当日が悪天候だったら?」というスパイスを加えることでとっても魅力的な試練に思えてきます。
つまり、一見したらよろしくないコンディションも、
「自分を鍛える糧」という目線を持てば
これ以上ない絶好のチャンスになるのです。
実際に雨と風の中を走りながら「うぉぉ、鍛えられとるわぁ」と
恍惚とした表情を浮かべておりました。
ちなみに、途中エアロポジション(風の抵抗を受けにくい前傾姿勢)の練習をするために、ママチャリのかごを持ってシャカシャカ自転車をこぎます。
本当はDHバーという前傾姿勢のときにつかむバーがあるのですが、
ママチャリにはついていないのでかごを持ちます。
歩行者や車の運転手から見れば明らかに変です。
表情は恍惚としているし。
ということで、周囲から生暖かい目線を頂戴しては
「うぉぉ、(メンタルが)鍛えられとるわぁ」と思うわけです。
精神と肉体の連動性
さて、今日山中湖ロードレース(ハーフマラソン)の参加通知書が届きました。
今月末に走ってくるのですが、
なんで走るのかと言えば
「肉体はもちろんのことながら、精神もが鍛えられるから」
です。
走ってみると分かるのですが、集中して走っていると
一種の瞑想状態(無心)になることができます。
また、辛いときには
「歩みを止めないこと。ゆっくりでも、一歩を前に出し続ければ必ずゴールにたどり着く」
というメンタリティを身に着けることができます。
こういった肉体的な体験こそ、精神面を鍛えるのに必要なことです。
そもそもマラソンなんて走らなくっても良いわけで、
エントリーもする必要ないし、エントリーしてレーススタートしたとしても、
辛くなったらそこでリタイアすれば良いのです。
プロではないのだから誰にも怒られませんし。
そんな「あんた自身に任せるよ」という状態で
「絶対に歩かない」などのルールを課し、乗り越えることで
メンタルが鍛えられます。
体力も当然つきます。
楽をするために苦労する
人間は楽をしたがります。
歩くより自転車が楽だから自転車に乗るし、
自転車より車の方が楽だから車にのります。
しかし、一番最初に自転車や車を発明した人は
ものすごく苦しんだはずです。
その苦しみがどれほどのモノかは想像できませんが、苦しみを乗り越えた先に楽が続いているようです。
何でもいいから辛い環境に飛びこみ、その環境を楽しみつつ、
将来の楽にもつなげていきましょう。
長くなってしまいましたが、マラソンやトライアスロンなど、
ちょっとつらそうなところに自ら突っ込んで苦労することで、
そしてそこで「鍛えられとるなぁ」と体感することで
新しいフェーズに到達することができます。
毎日マンネリするのが一番よくありません。
少しで良いから変化を求めて
刺激に貪欲になりましょう。
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編集後記
雨に濡れて、寒いです。
一日一新
キュウリを結束バンドで固定