24時間営業のジムが増えてきたり、筋トレを絶賛する書籍も書店に溢れ
まさに筋トレブームな昨今ですが、私は筋トレはしないと決めています。
筋トレをするテクニックがない
筋トレをしない理由は「筋トレをするテクニックが今の自分にはない」と思っているから。
筋トレって実は、超絶高等技術だと思っています。
何も考えずひたすら筋トレしても、間違った体の使い方が染み付くだけで、
個人的にはデメリットの方が大きいのです。
人間の脳みそは新しいものは割とすんなり覚えるけど、一度染み付いたものを消す作業はとても苦手なはず。
だからこそ、自分が望まない変な癖をつけるのはできるだけ避けたい。
正しい体の使い方とは
先程「間違った体の使い方」と書きました。
ここでの”間違った”、とは「力を入れて動く」という動作のことを言っています。
私が思う正しい体の使い方は「力を出す」動き。
さらに言えば「力が出ちゃう」状態を作り出すための動きのこと。
武術の達人を思い浮かべてもらいたいのですが、おじいちゃんで細い体躯でも
筋肉ムキムキマチョメンを投げ飛ばしたりしていますよね、あんな感じになりたい。
で、あれはどうやっているのかと言うと、姿勢などをうまく制御して「力が出ちゃう状態」を作り出しているのだと推測してます。
足の指から手の指まで、末端から末端までが「つながっている」状態です。
具体例をあげましょう。
まず、壁の前に普通に立って両手で壁を押してみてください。 その押した感じを覚えてください。
次に、つま先を浮かせて”かかと立ち”の状態になって、壁を両手で押してみてください。
どうでしょう?
かかと立ちのほうが、腕だけでなく背中を使って、ズーンという重さを伴って押している感覚になりませんか?
こういった体の使い方&感覚を体に覚え込ませたのちに、筋トレでもなんでも積極的に取り組んで行きたいと思ってます。
そのためにもまずは運動神経の開通させなきゃ、と。
それまでは筋トレはやりません。やれません。。
追記:筋トレのメリットについて
筋トレをしない理由を書きましたが、下記のような素晴らしいメリットはあります。
血糖値コントロール、テストステロンというメリットはめちゃくちゃ大きいですね。
・血糖値コントロール(食後の筋トレなどでスムーズに糖が吸収されるようにする;糖尿病対策など)
・テストステロンの分泌(いわゆる”男性らしい”状態になれる)
・ダイエット目的(筋肉量を増やすことによる代謝量の増加)
・血流UP & 酸素供給
・成長ホルモンの分泌、同化作用の向上
・ストレス解消
・スポーツジムの場合、ジムでの運命の出会いをする可能性
・使いたい筋肉に筋肉痛を起こすことによって筋肉への意識を高める、つまり運動神経をつなぎやすくする
これらのメリットを考えれば、筋トレしたい!という気持ちも湧いてくるのですが、今の段階では体内の”つながり感”の養成を重視したいので、がむしゃらな筋トレは控えるしかないなぁ、、という感じ。