鮎漁の解禁日に合わせて、
投網漁を経験してきました。
鮎漁の種類
鮎漁には下記に示すようにいくつか種類があります。
投網
鎖の重りがついた網を投げて、網の中に入った鮎を捕まえます
今回はこの方法で鮎をゲットしました。
水に入る前に、河原で網を投げる練習中です↓
友釣り
縄張り意識の強い鮎の特性を利用して、
おとりの鮎に針を仕込んで放流。
おとりの鮎とバトルさせて、針に引っかかった鮎を捕まえます
ひっかけ
先端に釣り針がついた棒をつかって、鮎をひっかけて捕る方法です。
投網で大切なのは腰の回転
網は重りがついているので結構重いです。
重さはものによりますが、3kgから7kgの間ほど。
今回は5kgの網を投げました。
網が上手に開かなければ、当然鮎をとることはできません。
腰の回転と、網の重さによる遠心力を上手くつかってふぁさっ!と広げます。
昼12時から17時ごろまで投げ続けましたが、
上手く開く確率は1/5程度。
網が開くと鮎がとれなくてもうれしいです笑
とれたての鮎はスイカの匂い
新しい発見です。
取れたての鮎はスイカの様な、瓜っぽい匂いがします。
まったく臭くありません(生臭くないという意味で)。
鮎はさばいても臭くない
これまた新しい発見です。
ふつう、魚をさばくと独特の生臭さがありますが、
鮎の場合は全く臭くありません。
苔を食べて育っているためか、独特のにおいがあるものの
それを不快には感じないのです。
この日は100匹以上さばきましたが
手のにおいは全く気になりませんでした。
ただ、脂がすごくて手がヌルヌルします。
とってすぐ食べる鮎は格別!
さばいた鮎は一部塩焼きに。
頭から丸々、骨ごと食べることができます。
お店で食べるよりも風味豊か、贅沢な体験です。
水の中をジャバジャバ歩くのも楽しいですよ(^^
=====
編集後記
気付いたら一度も飲食せず5時間網を投げっぱなし。
さすがに疲れました。
また、川底の石は苔だらけなので、マリンシューズだとつるっつる滑って危ないです。
鮎漁専用の「鮎足袋」なるものがあるので、
可能であればレンタルなどして着用することを強く推奨します。
一日一新
鮎 投網漁