毎年2月~4月の間、スギ花粉が飛び交う季節、
ティッシュの消費量と反比例して生産性は下がっていきます。
来年以降もこれを繰り返すのはママならん!と思いたち
舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)をはじめました。
思い返せば花粉症デビューはは20歳のとき。
当時はコンビニで夜勤のバイトしており、
コンビニ廃棄をたくさん持って帰って食べていたのでした。
そしたら急に蕁麻疹でるようになったり、花粉にアレルギー示すようになったり。
きっと保存料などで腸内環境があれてしまったのでしょう。。
これから腸内環境を整えつつ、舌下免疫療法も行うことで
花粉症フリーな人生を目指します。
目次
舌下免疫療法とは
舌の下からスギ花粉エキスを吸収させ、
身体をスギ花粉に慣れさせるという治療法です。
注射いらずで痛みなく継続できるのが良いところ。
舌下免疫療法をはじめる流れ
実際に体験した、治療開始までの流れを説明します。
1)病院に行く
舌下免疫療法に対応していない耳鼻科・咽喉科もあるので注意です。
事前にWEBサイトや電話などで確認しておきましょう。
…むしろ対応している医院の方が少数派?
耳鼻科のお医者様からすると花粉症根治されると
商売上がったりなので嫌だという人もいるでしょうね。。
2)診断を受ける
舌下免疫療法の概要の説明を詳しく受けます。
- 治療対象はスギ花粉が原因の人のみ
- 10~20%くらいの人には効果がない
- 2~3年継続する必要があるが、数ヶ月で効果を感じる人もいる
- アナフィラキシーショック(死ぬくらい激しいアレルギー反応)発生の危険性がある
などなど。
合わせて、下記の内容も聞かれました。
- 現在は花粉症の症状がおさまっているか
(アレルギー症状が出ているうちは治療スタートできないらしい) - 普段飲んでいる薬はあるか
チェックシートのチェック&署名も要求されます。
その後ようやく処方箋を出してもらいます。
3)薬局に行く
最寄り薬局で薬を購入。
「シダトレン」という薬を処方されました。
それに合わせて、薬で花粉症の症状がでたときのために
- ディレグラ
- ヒスタブロック
というアレルギー症状をおさえる薬も処方。
花粉エキスを摂取するので、人によってはアレルギー反応がでます。
その症状を抑えるための薬です。今のところアレルギー反応ないので使うことなさそうですが。。
インフルエンザの予防接種打ったら微熱が出た、みたいなもんでしょうか。
4)病院に戻る
購入した薬を引っ提げて病院に戻ります。
最初のエキス摂取を先生の目の前で行いました。
ベロを上顎につけるようにして上げて、
ベロの根本にエキスを1プッシュ(薬はスプレータイプ)。
そのまま2分間キープです(ベロは降ろして良い)。
薬をすぐに飲み込んではいけません。
その後、30分間待合室で待機。
万一、重篤なアレルギー反応がでたら命に関わるためです。
待っている間「ジャングルの王者ターちゃん」を読みます。
小学生の時ジャンプで愛読していましたが、
おとなになって読むとまた一味ちがいます。
クオリティの高さに脱帽ですね。
さて、30分ほど経ちました。私は幸いアレルギー反応も出ず時間はスギました。
あ、待っている間、ターちゃんだけでなく舌下免疫療法のパンフレットも熟読しますよ。
薬は冷蔵庫保管です。
服用の前後2時間は激しい運動、飲酒、入浴禁止。
服用後5分はうがい、飲食禁止です。
緊急性の高いアレルギー症状があるので、注意が必要です。
下記画像に該当する症状がでたら、大事になるまえに救急車呼びましょう。
何かあった時のために、シダトレン治療中ですよ!と意思表示をするカードももらえます。
携帯しておきましょう。
カードの裏側はこんな感じ。
5)家に帰って薬を冷蔵保管
シダトレンという薬は冷蔵庫保管です。家に帰ったらすぐ冷蔵庫にいれておきましょう。
小さな子どもがいる家庭は、誤飲なきようご注意を。
上画像のように、1,2日めは1プッシュ、3日めから2プッシュ、
一週間後は10倍の濃度の薬に切り替えて1プッシュ、、、
と、徐々に体内に摂取するエキスの量を増やしていきます。
何プッシュか忘れないように、日付をメモっていきましょう。
6)あとは自己管理で治療をすすめる
一日に一回、忘れないように薬を摂取します。
多少は薬のむのを忘れても良いようですが(短期間の旅行とかなら薬持って行かなくてもOK)、
1ヶ月あくと、全部最初っからやりなおしとのこと。
毎日の地道な一歩が将来のQOL(quality of life)改善につながると信じて
計画的に進めていきましょう。
費用はいかほど?
- 一ヶ月分のシダトレン
- 200JAU/mLスプレー一本(1週目分)
- 2000JAU/mLスプレー一本(2週目分)
- 2000JAU/mL 1mLパック(3,4週目分) - ディレグラ錠剤 28錠
- ヒスタブロック
で3000円弱でした。
保険適用3割負担で3000円弱ということです。
これに耳鼻科での診察料(初診料含む)が加わって、合計で約4000円となりました。
継続費用も月に1000円台と説明を受けています。
どうせ毎年5000円くらい花粉症の薬だけで使っているので、
根治に向けての費用と考えれば安いです。
まとめ
シダトレンによる舌下免疫療法についてまとめました。
早いい人は数ヶ月で効果が現れるということで、
来年のスギ花粉シーズンが待ち遠しいです。
また、コンビニや外食中心の人は手料理で旬のものを食べるようにするなど、
生活習慣改善も合わせて行いたいですね。
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編集後記
自転車の整備が続いています。
もうすぐAmazon様からチェーンが届くので、届き次第交換します。
バーテープも剥がしたので新しいの巻かなければ。
その後、伊豆大島トライアスロンに向けて荷造りです^^