職場でランチを取った後、異常な眠気に襲われることないですか?
以前、食後の眠気を防止するためにオートミールを食べれば良いですよ、とかきました。
今回はオートミールではなく「難消化性デキストリン」という粉を飲み物に入れるだけで眠気が大分軽減されるよ、という話です。
食後に眠くなるメカニズム
なんで食後に眠くなるのか、オートミールの記事で下記の様にかきました。
食後に眠気がくるメカニズムは
- 米やパン、甘いものなど、炭水化物を食べる
- 血糖値が急上昇
- 血糖値を下げようとしてすい臓からインスリン分泌
- インスリンパワーで血糖値下がり過ぎて低血糖状態に
- 眠くなる
という流れなので、2.の血糖値急上昇を防ぐことができれば、インスリンの分泌も穏やかになり低血糖を防ぐことができる(=眠気がこなくなる)のです。
私は昼食で弁当を食べる5分から10分前に、オートミールをお湯でそそいだものを食べるようにしているのですがこれだけで本当に後の眠気が違います。
いかにして、血糖値の急上昇を防ぐかがポイントで、そのために役立つのが「難消化デキストリン」です。
難消化デキストリン
難消化デキストリンとは、その名の通り消化しにくいデキストリンで、
水溶性の食物繊維です。
デキストリンはでんぷんが分解されたもので、理科の授業で習った人もいるかと思います。
難溶性デキストリンは下記の様に粉末状で購入することができるので
100均で買ったソース用の容器に移し替えて、食前にコーヒーなどに溶かして飲むようにしています。粉末溶かすだけなので10秒程度の手間ですね。
味はほとんど無味無臭のため、溶かす対象を選びません。
これだけで、だいぶ眠気がこなくなるんです。
もちろん、ご飯やパンなどの糖質を沢山とれば眠くなってしまいますが、
それでも何もしないよりかは幾分かマシです。体感的に。
ちなみに難溶性デキストリンは、多少摂り過ぎても副作用はお腹が緩くなる程度と言われおり安全度は高いです。
まとめ
食後の眠気を防ぐために難溶性デキストリンが有効という話をしました。
あらためて、食後の眠気を防ぐための工夫を挙げると
- 米やパンをできるだけ摂らない
→糖分を含む食材を摂取しない。
もしくは、オートミールなどの比較的糖分が抑え目の食材に主食をかえる - 食事中に水分を摂らない
→糖質が水に溶けて腸に届き、腸から速く吸収されてしまう。つまり、血糖値が急上昇。
食事中・後しばらくは水分をとりすぎないようにする。 - 糖分を取る前に食物繊維を摂るようにする
→難溶性デキストリンや、なければキャベツ・ごぼうなどの野菜を先に食べることで、糖質の吸収をなだらかにすることができる。
などがあります。
いろいろ工夫して、眠気をふせぎ、快適な生活を送りましょう!
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編集後記
糖質制限中ですが、今日はチートデイ(糖質をとっても良い日)。
担担麺とドーナッツをおいしくいただきました。
一日一新
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