【286】モチ・イモ・塩大福と逆上がりから考えた「人は変わっている」ということ

「駄目だ」「苦手だ」と思っていることも、時間をおいてリトライしてみよう!という話です。

食わず嫌いになってしまっていたモチ・イモ・ダイフク

子どものころは和菓子が嫌いでした。モチも。

モチの食感、イモのすこしこってりした甘み、大福のあんこの甘ったるい感じが受け付けなかったのです。

甘いもの自体は大好きだったので、チョコレートやケーキ、クッキーなどの洋菓子ばかりを

むさぼっていたのを思い出します(あの頃にお菓子を抑えていたら虫歯にもならなかっただろうに…)。

ということで、小学校低学年の頃には「和菓子はおいしくない」「洋菓子はおいしい」というイメージをもっていました。

以来、なるべく和菓子は避けるようにし、大好きな洋菓子ばかりを食べるようになったのです。

それから20年以上後、アンチ和菓子(食べれるが好んでは食べない)だった私に転機が訪れます。

それは巣鴨の

みずの(塩大福が名物)

おいもやさん興信(大学いもが名物)

という和菓子屋さん。こちらのお菓子を友人が買ってきてくれたのですが、

「みずの」の塩大福は甘さ控えめで後味もさっぱり、あんを包むお餅はふわっとしていて超おいしいしんですよ。

また、「おいもやさん興信」の大学いもときたら、ホクホクしていて程よい甘さ。それはあたかもスイートポテトの様な雰囲気。

今まで20年以上「好みでない」と思っていた和菓子をすんなりおいしくいただくことができました。

そして、この出来事以来、コンビニに行くと今まで見向きもしなかった和菓子コーナーに目が行くようになり、

実際に購入するなど”和菓子も好き”な状態になったのです。

避けてきたことに挑戦し、記憶を再構築する

今回は友人がたまたま和菓子を買ってきてくれたおかげで和菓子にチャレンジし「そんなに好きではない」から「好き」に変わることができました。

きっと友人がいなければ一生涯和菓子に積極的に手を出すことが無かったとでしょう。

で、今回の経験で

「今まで自分自身で、駄目だ、嫌いだと思い込んで、記憶を刷り込んでいたけど

数年、数十年経った今やってみると意外にできること、好きなことって結構あるんじゃないか」

と思い至り

近所の公園で逆上がりをやってみました。

体育の授業で全く鉄棒が苦手で、逆上がりもできなかったのですが、

今やってみるとあっさりとうまくいきます。

約20年越しの快挙です。

その20年の間は特に鉄棒の練習をしてきたわけでもないのに。

実は苦手だったことがいつの間にかできる状態になっていたのに

「自分はできない」と思い込んでいたがために挑戦すらすることがなかったんですね。

こういうことって他にもたくさんあるような気がします。

今の状態でできるかどうか確かめもせず、ただ過去の経験から

「私は○○が苦手です。○○が駄目なんです。」

と決めつけるのはいかん!と思ったのでした。

自分を変えようと思って変わることもあるだろうけど

「いつの間にか変わっていた(できる状態になっていた)」

ということもあるので、たまには苦手なことにも挑戦しましょう。

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今日の学び

和菓子を食べたら逆上がりができるようになった

一日一新

Windows Live Writer

健太餃子

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