今日も歯医者に行ってきました。
現在私が通っている歯科は顕微鏡治療を取り入れています。
顕微鏡治療は、9/18日付の日経新聞の記事で特集されました。
「虫歯治療、顕微鏡できめ細かく 勘頼みから脱却」
上の記事でも書かれている通り、
顕微鏡治療は健康保険適用外であることがほとんどです。
一回の治療で大体1~3万円程度、
もし歯の神経にまで達した虫歯を治療(根管治療)する場合は10万円以上かかることもあります。
本当は私もこんな高い治療受けたくないんですよ(涙)。
事の発端は4年前ごろでしょうか、大学時代に治療した歯が痛みだし、
近所の歯科医にかかったところ
「詰め物の下で虫歯が進行しており、
神経を抜かなければなりません」
と言われました。
当時の私は根管治療がどれほど重要であるかも知らず、
あぁ、そんなもんか。痛そうだなー
程度にしか考えておりませんでした。
そしてそのまま、その歯科医で顕微鏡はおろかラバーダムも用いない処置を受けたのでした。
それから2年後、同じ歯がまた痛み出します。
何かおかしいと思った私はWEBで虫歯治療について情報収集を行い、
根管治療の重要性と、日本の歯科技術の遅れ(というか保険制度の問題)を知ったのでした。
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ラバーダムで、唾液・細菌が幹部に潜り込まないような環境を作ったうえで
徹底的に除菌し、顕微鏡を用いて細部まで神経を取り除かなければ
虫歯再発のリスクが格段に高くなる。
しかし、日本の保険制度では顕微鏡治療に対する点数が低く設定されており、
歯医者さんは保険を用いて治療すれば治療するほど赤字になる。
結果、顕微鏡治療を受けたければ自由診療になる、
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というような内容です。
今日の話に戻りますが、
今日は神経を抜いたものとは別の歯を見てもらいました。
これも数年前に歯科で治療を受けたものです。
詰め物の下が変色しており、かなり深く虫歯が進行していました。
虫歯の取り残しがあったり、詰め物が過不足なく接着されていない場合に
このようなことになるとのことです。
治療したつもりになっていた歯がひどい虫歯になってます、
状態の歯が他にも数本あり、
精神的にショックを受けています。
お財布的にも大打撃です。
これを読んでくださったみなさまは、私と同じ轍を踏まぬよう、
どうぞご自愛くださいませ。
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蛇足
素人の調査ですが
赤ちゃんのときには口内に虫歯菌は存在しないようです。
また、生まれて数年後には口内環境(菌のバランス)が平衡した状態となります。
既にバランスしてしまえば、そこから新しく虫歯菌が侵入して繁殖しまくる、という可能性は低いようです。
しかし、生後数年までに、親と同じ箸を使って食事をしたりすることで、
赤ちゃんに虫歯菌が移り、虫歯菌が常駐した状態で
口内環境が確定しまうと、私の様な状態になるのですね。
また、体質として唾液に含まれるリンなどのミネラル含有率の高い・低い も関係するようです。
含有率が小さければ再石灰化が促進されず、虫歯菌の酸攻撃に対して
修復が追いつかない、つまりどんどん虫歯になっていく。
普段歯磨きをしているのに虫歯になってしまうという方は
口内環境が虫歯になりやすい状態になってしまっているかもしれません。
他の人より口内ケアを入念に行いましょう。
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今日の学び
「生まれ変わったら虫歯対策ばっちりな状態で育ちたい・・・」