【180】意味があるし、意味がないこと

講演会に参加していると

「学ぶことが多かった」と感じるものと「学ぶことがさほどなかった」と感じるものとの2つに分かれてきます。
後者の特徴は下記の様なモノです。
・事実と意見とが混同されており、主張が明確になっていない
・感情のまま話し、話が逸れて逸れて、そのまま本筋に戻ってくることが無い
このよう講演のあとは何が言いたかったんだろうか・・・?という感想で終わることが多いです。
が!
仮に
・この講演の受講費用が高かったら
・周りの受講者が精鋭ぞろいで、かつ講演者に共感していたら
私の場合は
「高価なセミナだから内容があるはず」と思い込み、
「周囲に比べ、俺だけレベルが低いために講演の内容についていってないのか?」と焦り始め、「むむ、この発言には何か裏があるにちがいない」などと勝手に深読みし、意味づけを行う
ことになり、とても有意義な講演だった、と感じて終わることになるでしょう。
何かに意味づけを行うのは自分自身で、
かつその意味づけは自分の固定観念・先入観で行われてしまいます。
何をするにしても、どこかにヒントがあると思い続けていれば、何かを得ることができ、
意味があるといえるし
何をするにしても、どうせ全て知っていることだろう、と思っていれば、何も得ることなく
意味がないともいえる
何かを得る姿勢を続けていけば、一つ一つの学びは小さくとも、
長期的に見れば大きなものとなるはずです。
自分自身の状態によって、当たりの講演・外れの講演でてくるはずですが
なるべく多くのモノを見つける好奇心をもって臨みたいですね。
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今日の学び
「いかなる時も学びを得る好奇心を忘れずに」
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