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【185】少人数が良い?

プログラミングでよく用いるデータ構造に
二分木があります。

上の図の様に
1つの親が2つの子供を持ち、その子供は2つの子供を持ち、、、
というもので、画像の一番上を根とし、そこからどんどん枝分かれしていく様子を
木に例えています。

さて、チームで何かプロジェクトを推進するときには、末端のチームメンバに至るまで
この構造を採用した方が良いのではないか、と感じています。

多くの企業が 社長>執行役員>部長>課長>一般社員、、、というように階層化されていますが、
その階層化を【一般社員一人一人のレベルまで】行わなければならないということです。

課長あたりまでは階層が明らかになっているが(役職もあるし)
5,6人程度の規模になると、階層化が行われず
下図の様な”一人の親に複数の子が並列にぶら下がる”言わばタコ状態になることが
ありませんか?

一人の親がそれぞれの子の面倒を直接見る状態で、親は負荷が高くなります。

子どもの技術レベルがまちまちであればなおさらそうでしょう。

 ・低いレベルの人は親に質問しづらい(身近な先輩に質問したい
 ・低いレベルの人は親を質問攻めにし、独占してしまう(質問したらしたで時間を食う
 ・高いレベルの人はスイスイすすむ(でも親を独占されることにフラストレーションをもっていたり)
 
となって、チームワークが乱れます。

親は子どもに引きずられる形で実作業を担い
プレイングマネージャーになっていくことでしょう。

ということで、
冒頭で紹介した二分木構造を末端まで適用することで

・各人の負荷が分散され、
・3人程度であればチームワークも育みやすい(?)
・教える側はマネージメント能力を付ける練習にもなる

というメリットがあるのではないかと感じました。

ある一か所に負荷が集中するだけでそこがボトルネックとなり、
システム全体のスループット(業務遂行力)が激減してしまいます。

チーム構成についても同じ考えを当てはめて、
ロードバランス(負荷分散)機能を持たせてみたい、
今日この頃なのでした。

スリーマンセル(three man sell)、三人チームあたりが丁度良いのでしょうか。。

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今日の学び

 二分木を参考にした、階層構成をグループの末端まで行き届かせることで
 チームワークの向上およびトップの負荷軽減がはかれるのではないか