身近に、説得力ある話をする御方が大勢いらっしゃいます。
彼・彼女たちに共通するのは
「ストーリーを作る能力に長けている」
ということであると、ふと気づきました。
「○○年後の自分はこのような暮らし方をしていたい。
このような仕事をしていたい。
周りにはこのような人がいてほしい。」
といった、中期長期的にストーリーを創ることが出来る人、
つまり10年・20年後といった尺で自身の未来に対する青写真を描くことが出来ている人は
それをフィルターにして外界を解釈するようです。
例えば
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ある大型店舗の資材搬入手伝いというアルバイトで大勢の大学生が応募する。
実際に店舗に行き、任務を開始すると人が余る状況になる。
上手く役割分担できればよいが、そうはなっていないため
荷物を多く運ぶ人と、休み休み作業を行ない、少しの荷物しか運ば無い人がでてくる。
給与は日給制であり、運んだ荷物が多いからお金が沢山もらえるわけでもない。
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このとき、自分が荷物を多く運ぶ側にいたときに
外界をどのように解釈するのか。
ただ給料が欲しいために参加したのであれば
「なんだよあいつら、あんまり荷物運んでないじゃん。
どうせ給料変わんないし俺も適当にサボリサボリやろう」
将来、筋肉隆々とした、体幹の筋力が半端でない体型を目指しているのであれば
「運べば運ぶほど筋肉が喜ぶ声が聞こえるぜぇ!
もっと沢山の重い荷物をぷりぃぃぃず!」
常に人に喜んでもらうことを軸に置いているのであれば
「ささっと終わらせるとプロパーの人も助かるだろうな。
喜んでくれるだろうし、そうすれば次の仕事もこちらに振ってくれるだろうし
お互いハッピーだな」
というような感じでしょうか。うん、例が良くありませんね。
ともかく、
"ストーリーを創る・描く”ことが普段の生活に起こる様々なイベントに対しての
意味付けを大きく変える(外界を解釈するフィルターとなる)。
また、そのストーリーに基づいた行動を行えば、その文脈に基づくフィードバックを
得ることができる。1度目より2度目、2度目より3度目と掛け算で効果が表れるはず。
また、ストーリーという軸があるから発言がぶれなくなります。
一本筋が通っている状態となり、
ブレないからこそ説得力が増します。
信頼されるための必要条件ですね。
一度自分のストーリーを紙に書いてみましょう。
※ストーリーをどのような視点で作るか、については
100年後友人と天国で会いました #922 (Shu's BOX)
で紹介されている発想がとてもユニークです。
参考にさせて頂いております。感謝。
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今日の学び
「
ストーリーを作る
」