2016年11月6日に開催された「第16回陣馬山トレイルレース」に参加してきました。
- 走行距離23.54km
- 獲得標高605m(最高地点 - スタート地点の標高)
- 累積標高990m (登った高さの累計)
という程よい内容のレースです。
初心者の方へ向けてレポート書きます。
ちなみに私はトレイルレースの参加がこれで3回目。初心者です。
過去2回は
- 科野の国ラウンドトレイル25km (長野県千曲市)
- 美ヶ原トレイル45km (長野県上田市・松本市)
ということで、初めて長野以外の山を走ったのでした。
目次
大会概要
※第16回大会(2016年)の情報です。
- 走行距離23.54km
- 獲得標高605m(最高地点 - スタート地点の標高)
- 累積標高990m (登った高さの累計)
- 参加人数:1500人
- 参加賞:長袖Tシャツ
- 受付場所:ふじのマレットゴルフ場
- 受付時間:7:00-8:30(大会当日のみ)
- 開会式 :8:30~
- スタート時間:9:00
- 藤野やまなみ温泉の入浴券がついている
- レース後は藤野駅・藤野やまなみ温泉へのシャトルバス運行あり
エントリーについて
RUNNET( https://runnet.jp/ )からエントリー
エントリー期間:2016年7月1~9月25日
エントリー料金:7000円
エントリー完了すると、大会の2~3週間前に
ゼッケン引換証と地図が郵送されてきます。
会場までのアクセス
会場は「ふじのマレットゴルフ場」です。
最寄り駅である藤野駅(JR中央本線)から歩いて30分弱。
レース後は藤野駅や藤野やまなみ温泉を巡回するシャトルバスが出るのですが、
レース前はシャトルバスがありません。
私は藤野駅からウォームアップがてら受付会場まで歩いて行きました。
7:30に藤野駅に到着して、トイレを済ませ(レース参加者で行列できてます)
会場に向かって出発。
ゆっくり歩いて30分くらいで到着です。会場まで結構な上り坂です。
会場最寄りの駐車場はあっという間に埋まりそうな雰囲気だったので
自家用車で行く場合、近くの駐車場がいいなら結構早めに着いたほうが良さそうです。
また藤野駅から会場までコンビニがなかったので、
補給食や飲料は予め買っておいたほうが無難かと。
※自動販売機は何台か見かけました。
補給について
スタート時気温が16℃、天気は快晴で走っていて暑かったですが、
水分は500mlのペットボトル1本あればエイドで給水してやりくりできるかな、という感じでした。
エイドは2箇所あって、最初のエイドではバナナも配っています。
レインウェア持たないならウェストポーチでもいけちゃいます
(防寒着も兼ねて、念のためレインウェアは持っておいた方が良いとは思いますが)。
--
私は念のため500mlを2本持って行きましたが、結局口をつけたのは一本だけ。
補給食はジェル(Mag-on)1袋とカロリーメイトとミックスナッツです。
景色がいいところでポリポリ食べるミックスナッツは格別なのです。
受付開始からスタートまで
受付はレースナンバーごとにわけられているので自分の番号の列に並びます。
予め郵送されてきた引換券を渡して、参加賞Tシャツやゼッケン、ランナーズチップ(時間計測用のチップ)
手荷物預ける用の荷物タグをもらいます。
適当な場所でランナーズチップを靴に取り付け、ゼッケンをウェアに安全ピンでとめます。
トイレは仮設トイレあり。結構並ぶので早めに行っておきましょう。
手荷物に、受付でもらった手荷物用タグをくくりつけ(ゼッケン番号と氏名が印刷してあります)、
荷物預託場所へ。
敷かれているビニールシートの空いている適当なところに、自分で荷物を置くというゆる~い感じの預託場所でした。
一応、係の人は立っていますが、、
万一に備えて貴重品・大切なものは持っていかないようにしましょう。
他の人が謝って自分の荷物を持っていかないとも限りませんし。
レーススタート。山の入口で大渋滞。
電車遅れ?かなにかの影響で選手の到着が遅れているらしく、
スタートが10分遅れて9:10スタートに予定変更。
約1500人が一斉にスタートするのでスタート地点は結構並ぶ。
私は行列の最後尾に。
※脚力に自信がない人は必ず後ろに並びましょう!
足が遅いから前の方に並ぶ、という考えは間違っています。
速い選手がスタートの瞬間ダッシュするので、
それに巻き込まれて転倒するなど、リスク高いです。
速い選手の迷惑にもなります。
どうせすぐに抜かれるんだったら、最初っから後ろ側に位置取りしましょう。
9:10にスタート。
みんな走り出す。山の入口まで1kmくらい?舗装路をラン。
山の入口でさっそく大渋滞。山道が細いようだ。
完全に足が止まって、待つ状態に。
周辺の人と適当に会話しながら時間を潰す。
5分は待つかな~と思っていたら、山に入ってからもしばらく細い道が続き追い越し不可能。
渋滞でトータル15分はロスしたかな、という感じ。
迷わないし、走れるコース
初めての陣馬山はとても走りやすく、気持ち良いコースだった。
道に迷う感じもないし、手をつかなければ登れないような急な坂も無い。
下りも滑り落ちるようなところはなく、ちゃんと走って降りれる感じ。
初心者でもOK!と謳っているのにもうなずける。
天気が良かったので富士山を拝むこともできた。
陣馬山 山頂
陣馬山山頂ではお店の人が私設エイドで水を提供してくれていた。
ペットボトルに水を補給しようとしたら
「一人一杯だけよ~」
とのことで、いっぱい分だけチャージ。
ありがたや。
---
ここで、うれしいことに、ランチームメンバー(コードネーム:仙人)がサプライズで
応援に来てくれていた!
コーラとハッピーターンをもらってしばし談笑。至福のひとときを過ごす。
粋なはからいだぜ!
陣馬山山頂から落合まで
走れる下り。今回のレースでここが一番楽しかったかな?
緩やかな下りでスピード出しながら走れる。
道幅も広めなので追い越しも可能。
ただ、一般の登山している人がいるので
すれ違うときにはスピード落として歩くなど注意。
今日登山している人はトレイルランナーみんなから「こんにちわ!」と言われて大変だろうな^^;と思う。
落合エイドからロードの上り
下り終えて落合の給水所に到着。水とバナナがある。
スポーツドリンクはなかった。
水一杯とバナナ一本を頂いてから、ロード(舗装路)の上りへ。
この舗装路がレース中いちばん辛かった。
周りを見ても歩いている人が多い。
野辺山ウルトラの馬越峠を思い出しつつ進む。
途中では
・柚子みたいな柑橘系の香りがしてきたり
・野生のサルが喧嘩していたり
楽しい時間を過ごすことができた。
猿大興奮してました。うきゃきゃーっ!! って。
あと、今年の横浜トライアスロン参加賞Tシャツを着ている人がいたので
無理やり話しかけた。迷惑そうだった。ごめんなさい。
栃谷林道エイドから林道の下り
長い舗装路を走り終えて、2箇所目のエイドに到着。
ペットボトルに十分水があったので素通りして林道に入る。残り4.3kmの表示。
林道はやっぱり楽しい。
下り基調なので、スピードも自然と上がる。
木の根っこに足をとられぬよう気をつけて(目の前で数人転んだし)走る。
最後のロード
林道を抜けると、スタート地点に戻るための舗装路へ。
やはり舗装路は辛い(笑)。林道抜けた瞬間歩く人も多い。
私はちょうど4時間を切れそうな時間だったので頑張って走る。
笑顔で走ってたらゴール前で応援してくれている地元の”お姉さま”たちから
「余裕じゃな~い」
などと声をかけられつつ、そのままゴール。
なんとか4時間切れた!と思っていたら、スタートが10分遅れていたのを忘れていた。
結果的に3時間49分でゴール。
レース後はすいとん
レース後は
- 完走証をもらって
- ランナーズチップを返却して
- 水を一本もらって
- 陣馬名物?のすいとんを振る舞われる
という流れ。
すいとんは柚子の皮が入っていてとても良い香り。美味しかった。
そのばで小麦粉から作ってくれてます。マスクしてるからそのまま写真載せちゃいます。。まずいかな?
荷物回収して温泉へ
預けていた手荷物を回収して、
シャトルバスのりばに歩いて向かう。
レース会場からシャトルバス乗り場まで、10分弱歩くので注意が必要だ。
バスに乗ったら10分くらいで温泉に到着。
レース受付時にもらった無料入浴券が使えるのはありがたいが、
温泉はレース参加者でごった返しており、体洗い場にも行列ができる状態。
真っ裸で洗い場があくのを待つ行列はシュールである。。。
お風呂もほぼ満員。隙間を縫ってつかる。
温泉から藤野駅へ
温泉の前からシャトルバスに乗り込み、藤野駅へ向かう。
シャトルバスの運行は16:00までなので注意が必要だ。
16:00を過ぎてしまうと、路線バスを使うことになる。
シャトルバスは順次巡回してくれるのに対し、
路線バスはだいたい一時間に一本程度。
藤野駅から自宅へ。
意外と電車が混んでいて座れなかった。
膝をプルプルさせながら自宅へ向かう。
まとめ
第16回陣馬山トレイルレースのレポートを書きました。
運営がゆる~い感じで、全体的にアットホームなほっこりした大会です。
走れるトレイルなのでとっても気持ち良いですね。
コース難易度は高くないし、
レース後はシャトルバスで温泉にもいけるしで、初心者にもおすすめです。
実際、初心者の人が多かったように思います (格好や、下り方から勝手に判断)。
、、、中には手ブラで走っている人もいましたが、
- 水分切れ
- 天候の悪化
- 捻挫したり怪我したり
などのリスク考えるとチャレンジしすぎかと。。
何か起こったとしても極力自分で解決できるだけの装備は持っていきましょう。
=====
[編集後記]
久しぶりのトレイル、気持ちよすぎました。
山の下りは快感です。
全身筋肉痛になると思いますが。
[一日一新]
陣場山トレイル
藤野やまなみ温泉
=====
おわり