※2018/2/22追記
7-Zip OpenFixを使えば、圧縮ファイルをダブルクリックで解凍する
設定が簡単にできるようです(私自身は試してません、すみません。自己責任で確認お願いします)。
https://pckda.com/2018/02/7-zip-openfix
お教えくださったリモコンブロス様、ありがとうございましたm(_ _)m
以下のめんどくさい操作をわざわざ行わなくても良いことになりますね、
7-Zip OpenFixの開発者様、ありがとうございます。
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以下は、手作業でレジストリをいじる内容です
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ファイル圧縮・解凍ソフトに「7-Zip」を使用しています。
標準の設定だと、ダブルクリックしてもすぐには展開されないのですが、
すぐに展開されるほうが好みであるため、レジストリをいじってダブルクリックで即展開されるようにしました。
その備忘録です。
7-Zipとはなにか
ファイルを圧縮したり、解凍したりするソフトです。
これを使うと、大きなサイズのファイル容量を小さくしたり、
複数のファイルを1つのファイルにまとめたり(アーカイブする、といったりします)することができます。
.zip
.lzh
.tar
.7z
などの拡張子(ファイルの末尾に付いている.(ドット)以降の文字)は見たことが多いのではないでしょうか。
ソフトは https://sevenzip.osdn.jp/ からダウンロードできます。
ちなみに今まで私は
- 解凍レンジ
- Lhaplus
- WinRAR
などの圧縮・解凍ソフトを使ってきました。
ただし、最近.7zファイルを開くことが多くなってきたので
それを機に圧縮・解凍ソフトを7-Zipに統一しました。
標準設定だと展開・解凍されない
7-Zipでは、標準設定の場合zipファイルをダブルクリックしても
zipファイルをダブルクリックしても
下のような画面がでるだけで、ファイルの展開・解凍がされません。
私が今まで使用してきたツールはダブルクリックで即解凍するものだったので不便です。
ダブルクリックですぐに下画像のように展開されてほしいんす。
実際の設定
以下の手順でダブルクリック即展開できるよう設定します。
- 7-Zipに拡張子を関連付ける
- レジストリエディタで値を編集
環境は下記の通り。
- Windows10
- 7-Zipバージョン 15.09
7-Zipにファイル(拡張子)を関連付ける
スタートメニュー > すべてのアプリ > 7-Zip > 7-Zip File Manager
を開きます。
ツール > オプション をクリック
こんな画面になるので(赤字のユーザ名の箇所には、各自のユーザー名がはいります)
関連付けしたいファイルを選択します。
全部7-Zipで圧縮・解凍して良い場合はユーザ名の上の”+”を何度かクリックして下画像のように設定します。
あとは”OK”をクリックして終了。
ちなみに”全てのユーザー”側の設定を変えようとすると
権限がない!と怒られるかもしれません。
全ユーザの設定を変えたい場合は、
スタートメニュー > すべてのアプリ > 7-Zip > 7-Zip File Manager
を右クリックしてから”管理者として実行”をクリックしてください。
管理者権限でアプリを立ち上げることで、設定変更が可能となります。
レジストリエディタで値を編集
レジストリをいじっていきます。
レジストリの編集を失敗すると、最悪パソコンが起動しなくなったりするので
十分に注意して、自己責任で実施してください。
事前にレジストリのバックアップをとっておくことをおすすめします。
まず、レジストリエディタを開きます。
スタートボタン(ウィンドウマーク)を右クリックして”ファイル名を指定して実行”をクリック
もしくは”Windowキー+ R”でもOK.
次に、”regedit”と入力する。
「HKEY_CLASSES_ROOT\7-Zip.zip\shell\open\command」を開く。
今回は.zipファイルをダブルクリックで開く対象としています。
赤字の.zipの部分は、自分がダブルクリックですぐ展開したい拡張子に置き換えてください。
zipもlzhもtarもダブルクリックで開きたい場合は、下で紹介する操作をそれぞれ繰り返す必要があります。
右半分のウィンドウに(既定)という値があるのでそれをダブルクリック。
最初は「"C:\Program Files\7-Zip\7zFM.exe" "%1"」という値が設定されていますが、
それを「"C:\Program Files\7-Zip\7zG.exe" x "%1" -o*」に変更します。
※「”」は半角で入力してください(Wordpressの仕様で表記が「”」になっているかもしれないため)。
※-oのあとにスペースを空けずに、パスを指定すれば任意の場所に解凍できます。
例えばCドライブ直下にファイル展開したいなら
"C:¥Program Files¥7-Zip¥7zG.exe" x "%1" -o"C:¥*"
デスクトップにファイル展開したいなら
"C:¥Program Files¥7-Zip¥7zG.exe" x "%1" -o"C:\Users\(ユーザー名)\Desktop¥*"
となります。(ユーザー名)はご自身のユーザ名に置き換えてください。
[変更前]
[変更後]
ちなみに「C:\Program Files\7-Zip」はデフォルト設定の場合のパスです。
インストール時にパスを変えた人は適宜変更してください。
”OK"を押したら設定完了です。
再起動せずとも、設定変更はすぐさま反映されてるので
.zipファイルをダブルクリックしてみましょう。
こんな感じで、無事にダブルクリックから展開できるはずです。
展開されたファイルは圧縮ファイルと同じフォルダに作成されます。
コマンドの説明
「"C:\Program Files\7-Zip\7zG.exe" x "%1" -o*」
の説明をカンタンに書いておきます。
- "C:\Program Files\7-Zip\7zG.exe" :実行プログラムのパス(7zG.exeはCUIで呼ぶコマンド)
- x :「展開」を示すオプション
- "%1" :開きたいファイル名に置き換わる
- -o*:”%1”で指定したファイルと同じ場所に展開する、という意味
まとめ
7-Zipを、「ダブルクリックですぐに展開されるように」設定しました。
よく圧縮・解凍をおこなう人はこの設定をしておくだけで数手間省くことができます。
地味ですがこういった手間を減らしていきましょう。
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編集後記
ついにオリンピック始まりますね。ついついTV見てしまうので注意。
そしてTJAR(トランス ジャパン アルプスレース)もはじまります!
参加者の皆様、応援してますよ~~~!ご無事な完走を!^^
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