もし貴方が水泳初心者で
- クロール中にお尻が沈んでしまう
- 正しいフォーム(ストリームライン)がわからない
- グングンすすむ感覚をつかみたい
という悩みをもっているなら「ゼロポジション」がおすすめです。
スイムレッスンに通いつつ、ゼロポジションを併用すれば
一気に「楽に・速く泳げるようになるのでは?!」と感じています。
ゼロポジションマスターズ 3mmを買って一ヶ月経ちましたが、
もっと早く(去年のうちに)買っておけば良かった。。
ゼロポジションとは
表面は普通の水着のような生地、
裏面はウェットスーツの素材から作られた練習用水着。
普段の水着の上に重ね履きしてつかうのですが、
ウェットスーツ素材が仕込まれているのでお尻が浮きます。
ウェット生地の浮力サポートによって、水面に対してフラットなフォームを身につけることができるというすぐれもの。
一回のトレーニングの中で、
最初はゼロポジションを履いて泳ぐことでフォームの感覚を身につけ、
後半はゼロポジションを脱いで泳ぐという使い方がおすすめです。
作っているのは山本化学工業という会社で
コチラ(http://www.yamamoto-bio.com/zeroposi.html)のサイトから
製品紹介を見ることができます。
コチラ(http://www.merlin-swim.com/product/zeroposi_masters.php)も詳しいです。
- プロフェッショナル
- マスターズ1mm
- マスターズ3mm
- マスターズ5mm
と複数の種類があります(私はマスターズ3mmを購入)。
Amazon、楽天市場から購入できますよ。
送料&税込!ゼロポジション マスターズ 1mm/3mm/5mm
ゼロポジションの効果
前置きが長くなりましたが、実際つかってみてどうよ?と聞かれたら
「めちゃくちゃ楽に泳げるよ!」
の一言です。
もともと私がスイム始めて1年の初心者で、お尻が沈むフォームだからこそ
効果を感じたのでしょう。
スイム上級者はもともとフォームが綺麗なので効果を感じないはずです。
実際に、ゼロポジションを履いた場合と履かない場合を比較するため、
自分の泳ぎを撮影してみました。
ゼロポジションなし(普通の水着)で泳いだ画像↓
ゼロポジション有りの画像↓
お尻の位置が全く違います。
見た目の違いはそれほど大きくないかもしれませんが、
泳いでいる本人からすればスピード感も全く違うし、泳いでいて「あぁ、お尻が浮いてるな~」とわかります。
この時の動画をyoutubeにUPしたので参考程度にどうぞ。
フォームについては
- 前を見過ぎ(頭が上がりすぎ)
- 息継ぎのタイミング早すぎ
- キックが大きくってかたい
などいろいろ問題がありますが、とりあえずお尻の位置だけに注目していただければ。
ゼロポジションなし動画↓
ゼロポジションあり動画↓
ゼロポジションのメリット・デメリット
メリットとデメリットについて、感じたことをまとめます。
メリット
- お尻が浮く感覚がわかる(速い人はこういう感覚で泳いでいるんだろうな~という気持ちになれる)
- スイムレッスンを複数回受けるよりは安い
- 普通の水着と見た目は変わらない
- 楽に泳げる、泳ぐのが楽しいと思える
- 一人で好きな時間に練習できる(スイムレッスン・パーソナルコーチがいなくてもフォーム矯正できる)
デメリット
- ゴム臭い(しばらく使っていると、臭いのがとれてくる気がする
- 水着に比べればかさばる(ウェット素材なので
- 肌が汗や水で濡れていると履きにくい
→プールの中で、水を中にいれながら履くと履きやすい - 値段が高い(水着と思うと高い。スイムレッスンを何度もうける費用と比較すれば、安い。
- 買う時のサイズ説明が不親切
サイズ説明が不親切なので注意
購入サイトではサイズの説明がウエストのみしか書かれていません。
しかし、Amazonの口コミを見ると「ウエストサイズに合わせてかったら太ももがきつい」というものもありました。
買うときにサイズを迷いまくったのですが、結局「マスターズ3mmのLサイズ」を購入、ジャストサイズでした。
腰紐をしっかり結んでおかないと、ターンで壁を蹴った時に腹部に水が侵入してきますが、
Mサイズだったら太ももがきついかっただろうな、、、という印象です。
トライアスリートは普通のスイマーより太ももが太いはずなので要注意です。
私のスペックを参考に載せておきます。
- 身長 :174cm
- 体重 :68kg
- ウエスト :80cm (へその真上で計測; 上画像の①のライン)
- 太もも周囲 :57cm (足の付け根から6,7cm下の、一番太い部分で計測; 画像の②)
- 膝上の周囲 :46cm (水着の裾あたりの位置; 画像の③)
その他注意点
ウェット素材なので洗濯機はNGです。マニュアルにも書いてあります。
また、履くときに爪をたてないように気をつけましょう。やぶれてしまいます。
まとめ
スイム初心者の強い味方となりうるゼロポジションについて書きました。
これで正しいお尻の位置を体に覚えこませて、
ゼロポジションなしでもキープできるようにすればスピードアップできるはず。
何より、水流を体の周りに感じるので泳いでいて気持ち良いんです
(逆に言えば、今まで腰が下がっていたがためにどれだけの抵抗を受けてきたことか)。
これから購入を検討される方は、サイズ選びに注意してください。
ちなみに、私は下にスパッツタイプの水着を履いていますが特に気持ち悪さなど感じません。
人によってはブーメラン型の方が良いとかあるかもですが。
同じようなコンセプトの商品として
というものもあります。
これは前半分と後ろ半分でウェット生地の厚さが違うようですね。
たくさん浮力を得たい場合と、そこそこ浮力を得たい場合とで前後ろを履き替える仕様とのこと。
お値段はやはり財布にはやさしくないです。。
ともかく、スイム能力を向上させたい人は、一つの方法として
このようなサポートアイテムを導入するのも良いのではないでしょうか。
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編集後記
明日は峠ランです。Garminデビューが楽しみ^^