タイトルは、昨日の朝Kさんとお話しした中で伺った一言。
某IT企業のグループ会社で働いている私の環境とマッチしていたため、妙に印象に残っています。
■意味づけを行うのは自分
卑近な例ですが
コップの中に水が半分入っているとして、それを
「あと半分しかない」と感じるか、「まだ半分もある」と感じるかは人によって
(同じ人でも状況によって)変わります。
「コップの中に水が半分入っている」という事実に対して、
各人がそれぞれ自分の状況に合わせて、都合の良いように解釈・意味づけをおこないます。
■縦の関係と横の関係
この一週間で、下記二冊のアドラー心理学の本を読みました
(その勢いで「人生に革命が起きる100の言葉」著者に小倉広さんの講演を聞きにいって
色々と質問してきました、これはまた後程ブログにUPする予定)。
これらの本の中では「縦の関係」と「横の関係」という言葉が出てきます。
「縦の関係」は、上下の関係、もっと言えば格差がある関係を指しています。
日常生活の中では「上司と部下」「親とこども」などが上下の関係の例となりやすいものでしょうか。
一方で「横の関係」は上下や優劣を規定しない、対等な関係を指します(アドラー心理学のキーワードとして共同体という概念があります)。
また、先ほどあげた「上司と部下」や「親とこども」の関係でも、
- 部下は上司のいうことを聞くべきだ
- 子どもは親のいうことに従うべきだ
などと思わずに、当人が「横の関係=対等」を意識しあえばそれは横の関係になりえます。
つまり、当人たちが「ただそういう関係がある」という事実から
「こういう関係だからこうしなければならない」という意味づけを行っており、
その意味づけによって「横の関係」か「縦の関係」かも変わってくるようです。
■親会社 子会社の関係
冒頭で述べた通り、私は某IT企業のグループ会社に勤めています(出向という形式で)。
親会社自身が顧客となる場合も多々あり、そのような状況下で働いていると
- 親会社のいうことは絶対
- うちらはどうせ子会社だから(劣っている)
など、縦の関係を意識した思考が生まれてきます。
というかそのような思考を無意識に行うようになっていました。
今回、Kさんが「子会社が親会社を喰う!という気概を持ってやっていこうよ」と部下に
本気で伝え続けているというお話を伺って
「子会社は親会社に従わなければならないわけではない。
あくまで対等であって、互いに貢献しあうことこそ重要ではないか」
と、自らの思考のバグに気づかされたのです。
対等だといっても実際そういかない部分もあるので、綺麗ごとを述べている感もありますが、
相手に貢献することを考えてその結果思いついた行動をガンガンとっていけばいいじゃん
とシンプルに考えるキッカケとなりました。Kさんに感謝です。
3年で1つを極めていき、それらを掛け合わせる魔法戦士計画(?)の話もでたのですが、これもまた別の機会に。
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今日の学び
「
意味づけを行うのは自分。
縦の関係か、横の関係か という視点で見てみる。
」
昨日の一日一新
・サシモニ(サシでモーニング)
・横面打ち(合気道)、四教(合気道の技。痛すぎて気力をそぐ効果がある)
・小倉広さん講演