昨年、口腔環境のお手入れの重要性を再認識して歯磨き粉を変えました。
使用しているのは
・アパガードリナメル
・MIペースト
の2つ。
GC MIペースト 40g × 2本セット (ヨーグルト) 歯科専用
Amazonではアパガードリナメル(120g)が割引されて約2000円、MIペースト(40g)が約1200円。
歯磨き粉だけで3000円以上使っています。
ドラッグストアで普通に買える数百円の歯磨き粉に比べて約10倍の価格です。
価格だけ見れば結構なお値段ですが、将来の虫歯リスクを減らすことを考えれば
費用対効果優れすぎです。
その理由を下記にまとめます。
※以下はあくまで素人調査&個人の考えであって明確な科学的根拠はありませぬことご承知くだされ。
むしろ良い情報があれば教えてくださいm(_ _)m
虫歯になりやすい体質っぽいから
虫歯になる原因は、口の中にいる細菌が口腔内の糖質を分解する際に生じる酸です。
この酸で歯がどんどん溶けて行きます。
この酸による腐食に対抗する機能として、人間には「再石灰化」という
歯を修復する能力を備わっていますが、その効果には
・唾液の量
・唾液内に含まれるミネラルの量
が大きく関係します。
再石灰化は唾液中に含まれる、カルシウムやリンなどのミネラル成分を用いて
溶けた歯を復活させるため
そもそも唾液が少ない人や、唾液中のミネラル濃度が低い人は
再石灰化が追いつかず虫歯がどんどん進行していきます。
平たく言えば虫歯になりやすい体質ということです。
ボク自身、歯ブラシの当て方に注意したり、フロスを使うなどして気を付けて手入れしているつもりでも
チョコチョコ虫歯になってしまうので、唾液中のミネラルが少ない体質なののだと思い込んでいます。
ということで、冒頭で紹介したアパガードリナメルで歯を磨いたあとに、
MIペーストを塗ってから寝るようにしています。
MIペーストにはミネラルが含まれており、再石灰化を補助する効果が見込れるのです。
(補足)歯石が無いことを単純に喜んではいけない
歯石とは、歯垢が再石灰化のミネラルと結合して硬くなったものです。
歯石というと悪者なイメージで(実際、悪影響があるから歯医者でも歯石取りを行うのですが)
もし「歯石が全くない綺麗な状態ですね」と言われたとしても手放しで喜んではいけません。
再石灰化の能力が低く、歯垢が石灰化しないだけ、という可能性があるためです。
きちんと手入れができているから歯石ができない、というのであれば万々歳ですが、
歯垢が残っているのに、唾液中のミネラルが少ないがために歯石化しないとしたら、
その人は虫歯にたいする抵抗力が弱い=虫歯になりやすい体質と言えます。
このあたりは、信頼のおける歯科医に相談してみるのも良いでしょう。
電動歯ブラシで研磨しすぎないため
普段の歯磨きは
・BRAUNデンタプライド
・ソニックケア
の2つの電動歯ブラシを使っています。
電動ハブラシは人間の手では不可能な動きでブラッシングしてくれるのですが、
その分磨き過ぎに注意しなければなりません。
歯磨き粉によっては研磨剤が含まれており、
電動歯ブラシで磨き過ぎると歯を削ることになってしまいます。
完全に逆効果。
そのため、研磨剤が含まれていない上記の歯磨き粉を使用しています。
効果が目に見えて、楽しいから
研磨剤入ってないんじゃ歯の着色汚れが取れないんじゃなかと?
と、思わず九州弁で疑いたくなりますが心配は不要です。
リナメル使ってると、むしろ研磨剤入りの歯磨き粉を使うよりも歯が白くなります。
コーヒー・紅茶をガバガバ飲むのに着色しないのはとってもありがたいことです。
気分は芸能人ですよ。ハガイノチ。
まとめ
高級?歯磨き粉を使う理由を挙げました。
これで虫歯のリスクを減らせるなら本当に安い投資だと考えています。
というのも、昨年と今年だけで歯科治療費がウン十万円かかるという痛い目を見たから。
6,7本治療したのですが、その全てが一度治療して詰め物をした箇所が
詰め物の奥で虫歯再発というパターン(全く新しい虫歯はこの2年はなし)。
最初に虫歯を作ってしまった数年前の自分が悪いのですが、
治療した歯が軒並み虫歯再発ということに対しては、さすがに駅前の歯医者を恨みました。。
このあたりの詳しい話は別途まとめます。
勉強するにしてもスポーツするにしても、歯の調子が悪いとパフォーマンスが著しく下がります。
自己投資と考えて口腔ケア用品を見直してみるのはいかがでしょうか。