普段、誰からどのように見られているかわからない、という話です。
■ 知行合一
”知行合一”という言葉があります。
この言葉の起こりは
中国の明時代に王陽明がおこした学問である陽明学の命題の一つ
とのこと(wikipediaより)。
意味は
知っていても行動することができなければ
知らないことと同じである
というものです。
■姿勢はピシッとしているほうがいいよね
さて、毎週土曜日に合気道の稽古に行っているのですが
そこでは(平均年齢が高めであるにもかかわらず)
皆が背筋がピンと伸び、ビシッととした雰囲気をまとっています。
また、先日友人の結婚式に行ってきたのですが
友人の父親が自衛隊に勤めている方であり
(100kmマラソンも完走したらしい)、
その方もビシッとしています。
このような「背筋ビシッ」なナイスミドルのおじさま(おじいちゃん)を見ていると
妙に自信にあふれており、かつ、とても真摯な紳士のオーラを放っているのが透けて目に映るのです。
この様子を見て、私も姿勢を正そう!と思うのですが
- 業務中PCに向かっているとき
- 食事中(こたつでご飯を食べているとき)
などで、無意識に猫背が発動されています。
■意外に見られているらしい
上記の合気道や自衛隊の方々を見ていて
「なんてビシッとしているんだ!かっこいい!」
と私が思ったということは
私が、彼らの姿勢を無意識にチェックしていて
正しい姿勢を常にキープしているからこそ
「ビシッとしている」というイメージを持ったということ。
逆に言えば
意外に自分も見られている(かもしれない)ということです。
「あの人姿勢悪いよね」と具体的に思われることが少なくとも、姿勢の悪さが原因で
「何となくだらしなさそうだよね」という風に思われる可能性は高いのではないでしょうか。
そして、ちょっとした鏡や窓に映る自分のことを、誰よりも自分自身が見ています。
背筋びしっとしていると「俺いけてるんじゃね」という思い込みが無意識に生じ、心理的に良い循環が生まれるはず。
■普段こそ大切
鏡に面した時、窓に映った自分を見たときに姿勢を良くすることは
大切ですが、その時だけで終わってしまっては意味がありません。
いかに無意識のときに良い状態をキープできるか
が勝負です。
・業務でPCに向かっているとき、
・食事をとっているとき
・誰かと話をしているとき
など、日常生活の中で常に良い姿勢をキープするよう心がけ、実行しましょう。
実行できて初めて「知行合一」が成立します。
「姿勢はいい方が良いよね」と言っているだけじゃいけませぬ。
普段の自分の姿勢がどのようになっているか、
たまに見返してみてはいかがでしょうか。
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今日の学び
「
姿勢を良くする→自信が湧く→姿勢がさらによくなる という好循環をつくる
(笑顔もわすれずに。。表情筋の筋トレしないとね)
」
一日一新
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