タイトル通り。
佐渡トライアスロンで、ランを頑張れるとこんなにも精神的に楽なのか!と気づきました。
トライアスロンの3種目
トライアスロンは
- スイム
- バイク
- ラン
という順番で競技を行います。
最も長い部類に入るアイアンマンディスタンスでは、
スイム3.8km、バイク180km、ラン42.2km
という距離になります。
時間配分で言ったら、おおまかに
スイム 1.5時間
バイク 7~8時間
ラン 4~5時間
という感じ。
バイクに乗っている時間が一番長くなります。
ということは、バイクを頑張ればトータルのタイム向上に最も
効果的だと考えていました。
しかし。。。
ランで抜かれてメンタルへこむ@バラモンキング
今年6月に参加した五島長崎国際トライアスロン(バラモンキング)では
バイクを頑張って漕いで200人ほど抜きましたが(スイムアップが遅かったこともあって)、
ランではガンガン抜かれます。結局ランで200人に抜かれて、順位だけで考えたらバイクの頑張りが帳消しに。
バイクで足を使いすぎたこともあって8分/キロくらいのペースしか出せていなかったので当然の結果。
で、あまりにガンガン抜かれると精神的にもつらくなってきます。
「あぁ、なんで俺こんなに遅いんだろう。歩いているペースとほとんど変わらないじゃないか」
などと考えてしまうのです。
ペースが遅いため「折り返し地点はまだかー!」と思い続けながら走ります。苦痛です。
ランで抜いてペースをつかむ@アストロマン
9/6の佐渡トライアスロンでは比較的ランを頑張ることができました。
前半の20kmは7:30/キロのペースでしたが、
後半の20kmは6:30ペース。
なぜか途中から1分以上ペースアップです。
ラスト20kmで6分台で走っていると、他の選手を結構抜くことができます。
走っていて疲労も感じるのですが、前を走るランナーとの距離が少しずつ狭まってくることが
快感で、頑張れてしまうのです。
バラモンで約6時間かかったランが、今回は5時間強ということで
1時間近く短縮することができました。これは大きな成果。
まとめ:ランランガンガン!
終わりよければすべてよし、という言葉がありますが、
ランを頑張れるかどうかで、レースに対する印象が大きく変わることに気づきました。
バラモンで感じた無力感というか、充足されない感じが
アストロマンでは全くなかったのです。
ランはあらゆる運動の基本。ここを鍛えればスイムにもバイクにも、
バスケなどの他のスポーツにも活きてくるはず。
今までおろそかにしてきたランを、これから伸ばしていきたいなと思ったのでした。
これからの作戦は、バイクを気持ち抑えて、ランでランランガンガンです。