「すげぇ!」と言った回数を記録すること。
友人との会話にて
先日の友人との会話の中で。
知り合いに何を考えているか分からない人がいる。
”何をどうしたい”とかそういう考えが一切読み取れない感じ。
感覚に蓋をしてしまっている感じ。
実際本人にそういうことを言ってみたら
『いろいろな人から”何を考えているか分からない”と言われます』と反応が返ってきた
本人に向かって『最近、すげぇ!って思ったことはなに?』『一日何回、すげぇ!って口にしてる?
って聞いてみた。
すると「最近すげぇ!とか言ってないなぁ」と。
この話を聞いて少しギクりとした。
不感症のサイン
ボク自身の話。
子どものころは見るもの聞くもの触れるものすべてに対して
「すげぇ!」と驚いたり、感動していた(気がする)。
それがいつの間にか、徐々に”当たり前”になっていって
「すげぇ!」だったものが
「ふ~ん」「そんなもんだよね」「またこれかー」という反応に変わっていく。
そして「すげぇ!」が「ふ~ん」に変化する速度は
家と会社とを往復するだけの日々を漫然と送ってゆくほどに加速。
どんどん不感症になっていく。
無自覚から自覚へ
「すげぇ!」と言わなくなるほど、
不感症になっていくほど、
なんだか人生にハリが無いように感じて寂しくなる。
でもこの段階では自覚が無かったりする。
それで不感症が重症化していくと、そのうち自分自身で
「あ、ワタシ何も感じない」
と気付くようになってくる。
冒頭の様な
『いろいろな人から”何を考えているか分からない”と言われる』
ことが自覚するキッカケかもしれない。
不感症を脱するには
不感症を脱するには下記の2つの方法があると考える。
1)普段の生活を注意深く観察する
2)いつもと違う環境に身を置く (人と会う、旅をする)
1については、
例えばいつもと同じ通勤路でも季節によって草花の様子が変わっていたりすることを感じるということ。
しかし不感症になってしまっていると、様子の違いに気付くだけの集中力が無くなっている。
だから実質的にこの方法は難しい。
残るは2の方法。
色々な人に会ったり、色々なところに出かける(無理やりにでも)機会をつくると
どこかで必ず刺激を受ける。すげぇ!と思うことがでてくる。
人であれば異なる業界の人と会ったりするほど考え方の違いに驚いたり、
場所であれば今までの自分ではいかなかっただろうと頃に行ったりすると驚いたり。
すげぇ!を数えてみよう
「すげぇ!」と思う機会がでてくると徐々に頻度が大きくなってくる(神経回路が増長されるのだろうか)。
「すげぇ!」と思ったり、発言したりする機会が多いほど、うきうきわくわくしてくる。
「すげぇ!」という回数が減ってくると「あ、自分ちょっと下降気味だな」と分かる。バロメータにもなる。
ということで、
「すげぇ!」と言った回数を数えてみよう。
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編集後記
ちょっとした面談があってその資料作成中。
プレゼンする機会がしばらくなかったので
だいぶ下手になっていた。
30回くらい練習しよう。
一日一新
新しいオートシェイプ