トラックボールマウス ロジクールM570tインプレッション

2週間ほど前から、マウスをトラックボールに変更しました。

従来使っていた有線マウス(画像左の白いマウス)との比較して、メリットデメリットをまとめます。

IMG_3829

トラックボールとは

トラックボールとはポインティングデバイスの一種で、

パソコン画面に出てくる矢印(カーソル)を動かすために使用します。

一言でマウスといえば、手首を使ってカーソルを動かすものを指すことが多いですが

トラックボール(上記画像右側)では、その言葉通り

くるくると回るボールがはめ込まれていて、そのボールを回すことでカーソル移動を行います。

今回導入したトラックボールはロジクール M570tという機種。

従来のマウスに近い形です。形状的に右手専用となってしまいます。

トラックボールのメリット

トラックボールに変えて感じたメリットをまとめます。

マウスパッドが不要

トラックボールはボールの回転を検出するので置く場所を選びません。

というのも、光学式マウスはマウスの底についた光センサーを使って

移動を検知するため、マウスを置く環境に少し気を使う必要があります。

たとえばガラスのテーブルの上で使おうとしたら、

・カーソルが移動しなかったり、

・一瞬でどこかに移動してしまったり、

と使い物にならないのでマウスパッドを敷かなければなりません。

トラックボールは膝の上やソファーの上にちょこんとおいても

問題なく使えて便利なんです。

手首が楽

トラックボールはボールを指で回すので、手首を動かさずに済みます。

これは腱鞘炎の人にとっては心底うれしいことではないでしょうか。

M570tの場合は、右手親指でボールを回すことになるので

親指が疲れるといえば疲れるのですが、

1,2週間もすればある程度慣れて、無駄な力みも抜けて、

楽に使用できるようになります。

マウスジェスチャーとの相性が良い

マウスジェスチャーとは、

「右クリックを押しながら↓、→、とカーソルを移動させるとウィンドウを閉じる」とか

「右クリックを押しながら↑、とカーソルを移動させるとページの先頭(際上端)を表示する」と

言った機能のこと。

トラックボールだと、ほんのわずかな操作でジェスチャーできます。

普通のマウスだと、手首を動かさなければならないところを、

指先をちょちょっと動かすだけなので楽ちんです。

マウスジェスチャー補足

ボクの環境では、ブラウザ(IEやchromeなど)で

右クリックしながら↓→と動かすと、ウィンドウを閉じるというコマンドが実行されるように設定しています。

jesture

マウスジェスチャーを使用するためにはアプリケーションをインストールする必要があります。

ボクは「かざぐるマウス」というアプリを使っているのですが、

悲しいかな、現在は配布されておりません(二次配布はされているようです)。

代替アプリとしてはMouseGestureL.ahkあたりでしょうか。

ウィンドウの端から端までの移動が圧倒的に楽

マウスパッド不要とかぶるのですが、

画面の端から端までカーソルを移動させると場合、

普通のマウスだと、マウスパッドからはみ出るのでマウスを一度持ち上げて、マウスパッドの中央に下ろしてまた移動させる、

という操作が発生します。

この手首を持ち上げる操作ってものすごく面倒だし、ガチャッって音もなるしで不快でした。

トラックボールを使えば親指を1mm上げてクルクル回すだけなんで圧倒的に楽です。

嫌なガチャッて音もしません。快適!

トラックボールのデメリット

メリットばかりではありません。実際に感じたデメリットをまとめます。

慣れるまでが苦行

普通のマウスとは構造が根本的に異なるため、

最初はうまくボール操作できません。

親指も力んでしまい、つりそうになることも。

感覚としては、

3日目でなんとなく雰囲気がつかめ、

1週間でほぼ問題なく使える(でも、まだカーソル移動させすぎることがチラホラ)

2週間で、狙い通りの場所を的確にポイントできる

という感じです。

新しいことをやるときは最初が苦労します。

人に貸せない

業務上に困ったのですが、上司に資料を見てもらう際、

自分のノートPCをもっていって

「ちょっとこの画面見てもらえませんか?」

という場面があります。

その時、上司はトラックボールマウスを持ち上げて

普通のマウスのように操作し始め

「なんだこれ、うごかねぇじゃねぇか!」

と怒られてしまいました。

とりあえず、選ばれた民のみが扱える高尚なデバイスなんですよ、フフフ。

と言っておきましたが、

業務上、自分のPCを人に操作してもらうという機会がたまにあるので

その時は普通のマウスのほうが便利だなぁ、と感じます。

でも頻度は少ないのでさほど気にしていません。

絵が描けない(細かい移動が苦手)

ペイントでまっすぐ線を引くとか、矢印を書くとか、

絵を作業は普通のマウスのほうがやりやすい気がします。

トラックボールだと、細かい移動量を制御するのが難しく(指の操作的に)

どうしても線がいびつになってしまいます。

これはトラックボールの修行不足と、マウス感度の設定も関係するとは

思いますが。。

デザイナーの方でトラックボール使う人っているのかな?

疑問に思うところです。

まとめ

マウスをトラックボールに変えたところ操作効率が向上しました。

最初はどうしても不慣れでイライラしてしまいますが、

なれるに連れてこれまでのマウスに対してイライラするようになってきます笑

ボクは操作インタフェースを変えて、体へ新しい刺激を入れるという意味も込めています。

トラックボール利用時は、マウスの速度(感度)を少し速いかな?と思うくらいに設定するのがオススメです。

すぐに慣れて、少しの親指の動きで自由にカーソルを操れるようになります。

今回はマウスの話をしましたが、キーボードショートカットのほうが速いこともたくさんあります。

マウス・キーボードを場面に応じて使いこなし作業効率を改善しましょう!

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編集後記

スニペットツールの使い方を勉強中。

今まで辞書登録を利用してきたけど、

日時の自動入力機能など、辞書登録で対応できない部分が

魅力だな、と今更感じました

一日一新

Brabio!(超便利!!)

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