ONE OK ROCKというバンドをご存知でしょうか。
今日のタイトルはこのバンドのアルバム名からとりました。
ジンセイカケテボクハ。
私このONE OK ROCKが大好きでして、数ある素敵な曲の中でも
特に「Nobody's home」という曲を聴くと泣きそうになります。
私は普段、歌詞カードを見ないし、曲を聴く際にも歌詞を意識することは稀なのですが
この曲の歌詞は自然と頭に入ってくるのです。
作詞作曲は、ジャニーズに所属していた過去を持つ、ボーカルのTakaが行っています。
森進一&昌子の間に生まれ、ジャニーズ入り。NEWSで活動するも女性問題で2ヶ月で脱退。
バンドで再起を図るもメンバーの不祥事。数々のスキャンダルや苦労を乗り越え、
武道館ワンマンライブなど成し遂げた
(出所:http://matome.naver.jp/odai/2136293261827125201)
詳しくは上記リンクを参照いただきたいのですが、様々な過去の苦労を乗り越えて
バンドのボーカルとして再起し、自分のストーリーを見出したのだろうと感じ、
その感覚と歌詞とがリンクして、何とも言えない気持ちになります。
ちなみにライブが超絶おすすめです。
私は横浜アリーナと横浜BLITZのライブに行ったことがあるのですが
ハコが小さいライブハウスのほうが、ワンオクらしくて個人的には好みです。
大音量で耳がキーンとなりますが、、感動します。
話が変わりまして、少し前までの私は「もう30歳間近だから」というのが口癖になっていました。
例えば、「もう30間近なんだから体力もこれから落ちる一方だわ」であったり、
「もう30間近だから、これから新しいことを覚えるのは辛い」などです。
もちろん冗談半分であり、全て本気で言っていたわけではありませんが、
1/3程度は本気で「自分はもうピークを過ぎた」と考えていた部分があり、
自分に言い聞かせるように、「30歳だから~~」と繰り返してしまいました。
これには理由がありまして、孔子のかの有名な言葉
「 三十にして立ち、四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。」
を見て、自分がもう30歳を目前にしているにもかかわらず、全然立てていないな、
と思い「俺はもうだめだー」と勝手に解釈していたためでした。
そんな折、先日のセミナで、講師から次の言葉を教えて頂きました。
「歳の頃、50、60は花なら蕾。70、80は働き盛り。
90になって迎えが来たら、100まで待てと追い返せ。」
「70歳、80歳で活躍されている方は沢山いて、
その方々から見れば30歳や40歳の違いというのは誤差範囲。」
この言葉を聞いた瞬間に私はとても救われた気分になり
自分自身の影響されやす…素直さに惚れ惚れ?し、
同時に「言葉」と「解釈」の重要性に気づかされたのでした。
さて 私の知人に「始めるのに遅すぎることはない」という言葉を
信条にしている人がいます。
以前の私は「うんうん、そうだよね」と分かったつもりになり聞いていましたが
今の私は、その言葉が真である、本当にその通りであると感じます。
世間には他にも、
「成功の逆は失敗ではない、何もしないことだ」、
「失敗は、自分が失敗と認めた時点で初めて失敗となる」
などの言葉が多くありますが
要するに「その人の思考が、その人を創る」ということを
表現しているのだと。
以前の自分の、
「自分はもう○○歳だから、このくらいしかできないや」という発想自体が
そもそもバグであり、先日のblogで言うところの
「無自覚なストーリー」
「無意識のうちに刷り込まれたストーリー」
に該当します。
悲しいことに「自分はもう、、」という言葉を繰り返すことで
無自覚ストーリーへ自分を誘導し、その歩みを加速させていたんですね。
いま、自分はこのストーリーを歩みたいか?
否。
これからは、ネガティブな言葉が口を衝く習慣を改め、
素敵な言葉を拾って、どんなに困難な局面でも
前向きな言葉を以て、縦横無尽に対応するよう、
日々、修行いたします。
そんなことを
「Nobody's home」
を聞きながら
思ったのでした。
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今日のまとめ
「良い習慣を習慣化する、メタ習慣を身に着ける!」
まずは、素敵な言葉を探して、
不要な言葉を上書きするところから。