【0019】喩り

鍵山 秀三郎氏の著書、「やっておいてよかった」を読み始めました。

まだ全ては読み終わっていませんが、今の自分には、訴えかけるところがとても多く

一言一句が染み入り、読書開始後僅か15ページほどで(カフェで読んでいたのにも関わらず)思わず号泣してしまいました。。

さて 本文中に論語からの引用
「君子は義に喩り小人は利に喩る」
が用いられています。

この言葉を字面の角度から捉えてみると
「喩る」を「さとる」と読んでいるところに魅力を感じます。

何かを「喩(たと)える」という言葉を「喩(さと)る」と読ませており、
つまり、身の回りの具体的事象について、それらを何かに喩える、
比喩を用いて表現することが、それぞれの具体的事象を抽象化する一つの
方法であると解釈しました。

このblogではやたらと「言葉」「抽象概念」「具体的事例」などの単語を用いていますが、
それは「思考すること」と「言葉」「しゃべること」「書くこと」が同義であると私が
考えているためです。

複数の、幅広い表現・語彙力を持っていれば、
それだけ自身の感情および思考を繊細に表現できます。

自身にとっての「義」とは何かを考える。
そのためにも日常の中で具体的事例をいくつか拾いだし、
抽象化する言葉を当てはめていく、という習慣を継続化するのです。

今日のblogでは表面的な、「字面」の角度から
少しだけその意味を考えてみました。
内面的な部分については、また次の機会に。

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学び

自由自在に「喩えることができるもの」 は「喩り」のレベルとして
理解できている。

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