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【0040】日経新聞の読み解きゼミ

本日は小宮コンサルタンツ主催の

「日経新聞の読み解き」ゼミナール

に参加してまいりました(facebookページはコチラ)。

私が大学時代、今から8年ほど前のことです。
小宮コンサルタンツ代表の小宮一慶さんの御著書「思ったことはすぐやろう!」を
たまたま手に取って読みました。

大学卒業時に多くの本を処分してしまったのですが、この本に限っては
「あ、これはいいものだ」
となんとなく思って、今も大切に保管しています。

それから数年が経ち

就職して上京し「社会人たるもの日経新聞くらい読まねば!」という気概から
朝刊・夕刊セットで定期購読を始めました。

日経新聞をとってから、毎日1時間程度時間をかけて読んだ時期もあれば
ひと月の間、全く読まずに鍋敷きに使うだけ、、、という時期もありました。
高級鍋敷き?^^;;

そんなダラダラとした状態でも、数年も続けていれば経済の基本的な用語などは
分かるようになりますが、
やはり、理解度が低い、自身の内側に残るものが少ないという
思いは常に抱えておりました。
何となく読んでいたけど「新聞の読み方」が分かっていない、という状態です。

そしてあるとき、そんな状態を払拭すべく
日経新聞社の4946セミナーで日経新聞の読み方講座を受講しました。

するとなんと、そのセミナー講師が「思ったことはすぐやろう!」の
著者である小宮さんではありませんか!!

たまたま申し込んだ日経新聞読み方講座で 大学時代にふと手にした本の著者と
運命的な出会いをし(もちろん、出会いと言っても僕は大勢の聴衆の中の
一人にしかすぎませんが)、勝手にご縁を感じ、

もっと新聞記事を深く理解したいという気持ちもあって、今日のゼミに申し込んだのでした。

ゼミでは、参加者は他の複数人の参加者に対して、日ごろ気になった新聞の記事とそこから分析した内容を発表し、そのあとに小宮さんから補足や解説を頂戴する、という流れです。
参加者は皆様とも鋭い視点の持ち主で、私では到底思いつかない推論を発表されておりました。

そんな中、ついていこうとすることで必死だった私が、今日のゼミで感じたことは

「新聞を読むにも教養が必要だ」

ということです。

・新聞記事を読むための最低限の語彙力が勿論必要となりますし、

・世界経済を考える場合には、各国独自の価値観や文化を踏まえておかなければ、
上手く仮説を立てることもできません(中学高校でもっとまじめに世界史を勉強しておけばよかったと激しく後悔)。

・数学の力がなければ統計データの意味の理解ができません

・科学・物理の知識があれば、それを企業の技術研究の先進性を調べるとっかかりにすることができます

・読書の習慣があり、ドラッカーの言葉を知っていれば
 「人口動態から未来を予測する、未来のストーリーを紡ぎだす」という言葉が
 社会の中にどのように隠れているか、を探してみよう、という試みもできます。

このように

国語・数学・理科・地理・歴史・経済・会計・英語、、という様々な分野が重なり合って、
私たちが今日生きている世界があるのだな、と思い

「それぞれの学問のつながり」

を意識させられた一日でした。

(※様々な分野で世界が成り立っている、
 というより、
 世界を分かりやすくするために、各分野ごとに分けて、私たちは理解しようとしている
 、と考えるべきなのかもしれません)。

ということで

これからもっと意識して新聞記事と向き合うべく、
毎日経済メモを付けることに決めました。

小宮さんは、

「新聞のトップ記事は必ず読むこと」とおっしゃっています。

これは、独りよがりに自分の興味ある情報を摂取することでなく
世界がどのような状況であるか、つまり

「世界の意識」に自分の意識を合わせる

ための教えです。

世界の意識に自分の意識を合わせることが、
一人では気づくことができなかった自分の強みに気づく、
ストレングスファインダーとなってくれるかもしれませんね。

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今日の学び

「独りよがりにならず
 
沢山の人の意見を取り入れ

歴史の事例から学び

世界の意識に自分を合わせる

そして最終的な判断を自らがくだす」