NOP

【0042】歴史に学ぶ

先日、とある方から新聞の切り抜きを贈って頂きました。

その切抜きとは、朝日新聞の
磯田道史の備える歴史学
という連載記事の中の「佐賀の高潮被害」という特集でした。
私の田舎が佐賀ということで、佐賀の記事を贈って下さいました。感謝。

さて、上記リンクにもあるとおり、
佐賀はかつて軍事大国として、アームストロング砲などの
最新火力を以て力を馳せていたのですが、

この特集では、そこに至る契機について言及されております。
その内容を簡単にまとめます。

この記事を読んで、

    → フェートン号事件やシーボルト台風で財政破綻の状態から、
      藩主交替で軍事技術最先端へ。

    →満15歳の若い藩主でも、論語の「節用愛人」という言葉を根本理念に掲げ
      施政方針を定めた。

   ※節用愛人とは国を治めるためには下記の3つが重要である、という言葉

を学びました。

私は小学校の頃から社会科、とくに歴史の科目が大嫌いで
授業もまともに受けてきませんでした。

よく、父に「なんで昔の事なんて勉強しなきゃいけないの???」と不満をぶちまけては
「未来を予測するために昔の事を勉強しなければいけないんだよ」と諭されていたのを思い出します。

今の歳になってようやくその意味が分かり
現在の教養の無さを嘆くとともに、これからは
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
を目標に行動していこうと思ったのでした。

=====
今日のまとめ
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」

「塞翁が馬」

一見、嫌なことが起こっても、それが後々の良いことのきっかけとなりうる。

そもそも「良い」「悪い」という感性は、主観によるものだろう。
これは「幸せ」「不幸せ」についても同様と思える。
あらゆることを「幸せ」に、前向きにとらえる主観を身に着けたい。