本日の日経新聞電子版に下記の記事が掲載されていました。
賭けに出たドコモ 新iPhoneで音声定額「半強制」
米アップルの新型スマートフォン(スマホ)iPhone(アイフォーン)を巡り、再び通信大手各社による巨大商戦の火蓋が切られた。現在iPhoneを持つ利用者のうち、割賦販売の期間が終了し新型への乗り換えを検討するのは約半分の約1200万人とされる。その動向次第ではNTTドコモやKDDI、ソフトバンクの競争関係は一変する可能性がある。
最も注目すべきはドコモだ。競合他社に先駆けて打ち出した音声定額プラン「カケホーダイ」に絞り込み、機種変更する旧プラン契約者に「半強制」する。契約数重視から利益重視へかじを切る戦略が狙い通りに進めば経営の安定化につながるが、失敗すれば再び「一人負け」になる恐れがある。収益面でも他社に差を付けられかねない。
さて、現在私が使用している端末が、スペック的に使用に耐えない状態となってきたため
買い替えを検討しています
(ROM容量が1GBしかないためアプリがインストールできない、
別の端末とBluetooth接続したいが、規格が旧く互換性がない、などの理由です)。
そして、昨日はihpne6が発表され、決済システムにも参戦するというニュースが流れる中での
冒頭のdocomoのニュース。
「LINEなどのIP電話アプリで通話料金を搾取できないため、
これからは通話料込みのプランしか契約させませんよ。
せっかく通話料込みなんだから まぁよかったら通話してね。」
という意図しか読み取れません。
初めて携帯を持って以来、13年docomoを使い続けてきましたが
「長期ユーザのことを考えているとは到底思えない」ために
いい加減キャリアを乗り換えても良いなと考えています。
新規の契約数を増やすことばかり考えているようにしか思えませんが、
既存の契約者の幸せを考えたサービスを提供することも考えているのでしょうか。
ドコモは何を売っているのでしょうか。
「新しい土地に種をまいてはすぐに刈り取る」を繰り返して
土壌が痩せれば別の土地で同じことを行う
か
「種をまいて長い時間をかけて育て、必要なときに必要な分だけ収穫を行い
長期間かけてその土地と共に生活をする」
か。
そんなことを考え、私自身のビジネスについても
「何をうっているか」「顧客は何を価値としているか」
を考える今日この頃です。
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今日の学び
「価値を与えるから顧客(ファン)が生まれる。
顧客(ファン)に価値を継続的に与えることを考える」