2016年8月2日にWindows 10 Anniversary Updateの提供が開始されるということで更新を試みました。
Windows10となってから2回目の大型アップデート、新しいもの好きとしては飛びつかないわけにはいきません。
結果は、アップデート失敗。上の画像のようにブルースクリーンが発生。
Windowsが立ち上がりません。
原因はタッチパッドのドライバでした
(スタートアップサービスでタッチパッドをONにしたら起動しなくなったから)。
タッチパッドのドライバをアンインストールすればWindowsが立ち上がりました。
Windows10の更新がうまくいかない人はタッチパッドのドライバも疑ってみてください。
タッチパッドのドライバのアンインストール方法
どうやってタッチパッドのドライバを削除すればよいのか。
私が実行した手順をまとめておきます。
※あくまで私の環境でうまく行った、というだけなので他のPC・環境では動作保証できません。
参考にする場合は自己責任でお願いします。。
普通にWindowsが立ち上がるのなら
スタートメニュー>コントロールパネル>デバイスマネージャ
からマウスに該当する箇所をさがせばOKです。
該当のドライバを右クリックしてドライバの削除、でおしまい。
ただし、今はWindowsが立ち上がらないのでデバイスマネージャも開けない。
しかたがないので「回復ツール」からコマンドプロンプトを立ち上げて操作します。
回復ツールはブルースクリーンになってそのまま放置していると
勝手に再起動して、再びブルースクリーンに。
更にしばらく待つと、また再起動し、回復ツールを選択・実行できる画面になりました。
1)該当ドライバの公開名を探す
コマンドプロンプトに
dism /image:C:\ /get-drivers
と入力してEnter。しばらく待っていると、ドライバーの一覧が表示されます。
Cドライブ以外にドライバがインストールされている場合は、
/image:ドライブ名:’'\
の形式で、ドライブ名に該当する文字を適宜変えてください。
一覧の中から、クラス名やプロバイダ名などを手がかりにして、タッチパッドのドライバを探します。
私の場合はSynaptics社製のタッチパッドを使っているので
以下の画像の赤で囲んだ箇所が該当のドライバであると判断できました。
クラス名がHIDClassとなっているところもポイントです。
マウスはHID(Human Interface Device)なので。
キーボードもHIDなので間違わないように注意。
公開名(私の場合は oem1.inf )を覚えておきます。
2)公開名を指定してドライバを削除する
コマンドプロンプトから
dism /image:C:\ /remove-driver /driver:ドライバ公開名
を実行するとドライバが削除されます。
私の場合は
dism /image:C:\ /remove-driver /driverem1.inf
です。
あとは回復ツールのコマンドプロンプトから抜けて、Windowsの再起動を試みます。
タッチパッドドライバが原因であれば、無事にOSは立ち上がるはずです。
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編集後記
Windows初期化&環境再設定でだいぶ時間くいました。
でも、新しいツールの情報など仕入れることができたので結果おーらいです。