Excelの便利な機能として「オートフィル」というものがあります。
下記図のように、1,2,3と入力したデータを選択して
右下の黒四角をマウスでドラッグすると、4,5,6…とデータが補完される機能です。
このオートフィル、マウスでドラッグせずとも使用できるのですが
そのやり方をいつも忘れてしまうため、備忘録のため記録しておきます。
※Excel2010を使用しています。
方法1: 黒四角をダブルクリック(隣の列にデータがある場合)
例として、A1からA20まで”data”という文字列を入力した場合を考えます。
ここで、B1:B20に1,2,3…と連番を入力したい場合、今回の方法が便利です。
B1、B2にそれぞれ1,2と入力してB1:B2をマウスで選択します。
そして、右下の黒四角をダブルクリックします。
すると、B3からB20まで勝手に連続データが作成されます。
隣の列の、データが入力されているところまで
Excelが勝手に補完してくれるのです。
方法2:メニューから「連続データの作成」を使う
データ数が膨大な時に有効な方法です。
例として、B3からB10000まで1,2,3,…と連続データを入力したい場合を考えます。
方法1と違って、隣の列にはデータがないため
ダブルクリックではオートフィルできません。
1.Ctrl+Gを押して、「B3」と入力し、Enterキーを叩きます。B3にカーソルが移動します。
2.B3のセルに「1」を入力します。Enterを押すとカーソルが一段下がってB4を指すので、
B3を選択している状態にしておいてください(「Shift+Enter」や↑矢印キーなどを使って)。
3.Ctrl+Gを押して、「B10000」と入力し、Shiftキーを押しながらEnterキーを叩きます。
B3:B10000が選択された状態となります。
4.リボン(※)のホーム>連続データの作成を実行します。
※:リボンとは、画面上にあるメニュー(「ファイル」「ホーム」「挿入」などの部分)のことです。
マウスを使いたくない場合
マウスを使いたくない場合は
Altキーを押す
(ホームなどの下にアルファベットが表示される)
「H」キーを押して、ホームを選択
「F」「I(アイ)」と連続で打って、
「S」キーを打つと、連続データ作成画面が開きます。
ちなみに途中で間違えた場合はESCキーを打つと、キャンセルできます。
まとめ
Excelのオートフィル機能をドラッグ無しで使う方法を紹介しました。
バカでかいデータ数のオートフィルを今までマウスのドラッグで
実行していた人には大きな時間短縮になると思います。
ぜひ試してみてください。
また他に良い方法があればぜひお教え下さい
(お問い合わせからご連絡頂けると嬉ションします嬉しくて泣きます)。
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編集後記
ブログがストック型だと言われる理由を少しずつ理解してきました。
一日一新
CANドライバ作成